八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

【横浜ギター教室】講師八幡謙介が横浜でのギターレッスンや音楽について綴るブログ。ジャズ多め。

ジャズ、ブルース、アドリブ

フレディ・キングのSame Old Bluesをインストカヴァーしてみました

ずっと前からフレディ・キングの「Same Old Blues」がいつか弾けるようになったらいいなーと思っていました。

真面目にブルースを弾こうとしたら、ストラトじゃ弾けないと分かってしまった…

先に言っておくと、以下は僕個人の感覚です。 ジャズ同様ブルースファンもあれやこれやうるさいので、「じゃあこの人はどうなんだ」「あの人はどう説明するんだ」と言う人が必ずいますが、それはそれ、僕は僕です。

「ブルースの歴史」 ブルースを学ぶための秀逸な本をやっと見つけた

ランキング参加中音楽 今まで数年に一度ぐらいの周期でブルースを聴いてきましたが、またその時期がやってきました。 原因は不明です。 ただ今回はどうしてもブルースの歴史がちゃんと知りたくて、あれこれ調べてみるとこちらが一番よさそうなのでポチりまし…

ジャズミュージシャンによるジャズ批判動画をいくつか観た

ランキング参加中音楽 どうも近年、ジャズミュージシャンによるジャズ批判動画が増えてきているようです。 いくつか観てみました。 youtu.be youtu.be youtu.be youtu.be さらっと観た結果まず思ったのは、 そういうの、全部やったし… です。 そう、2015…

ジャズのアドリブにおけるロスト対策

ジャズを教えていて、ロスト(コード進行を見失うこと)対策はどうすればいいかとよく訊かれます。 僕も学生時代はロストしないためにどうすればいいかを模索していました。 その後プロ活動をするようになり、自然とロストをしなくなったのですが、何をして…

ジャズにおけるタイパのジレンマ レパートリーの数と中身の問題

ランキング参加中音楽 アーティスト・クリエイターとタイパの関係性についてご説明しました。 k-yahata.hatenablog.com k-yahata.hatenablog.com では具体的にジャズで何が起こるのかについて書いてみます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push(…

’Round Midnightはマイルスが決定版だと思っていたけど、やっとモンクの表現が分かった気がする

ジャズスタンダードの「'Round Midnight」という曲があります。 ジャズミュージシャンなら必ず一度は演奏する曲です。 作曲者はセロニアス・モンクというピアニストですが、ジャズの特性上いろんな人がカヴァーしていて、その中でもマイルス・デイビスのレコ…

Bellarosa/ Elmo Hope演奏動画

フォーム研究も一段落し、宿題も終えたので久々にジャズスタンダードを動画に撮っていくことにします。 今回は「Bellarosa」です。

アドリブでコーラス間をフレーズでまたぐことは大事だが、それがゴールになると全体がぼやける

アドリブがある程度できるようになってくると、フレーズでコーラスをまたぐことを練習します。 なぜコーラスをまたぐかというと、「逸脱」と「予告」のためです。 <逸脱> これはこのブログで何度も言っていますが、ジャズをジャズたらしめるための考え方で…

アドリブに段取りは必須 段取りを組むことでアドリブはより生き生きする

僕が横浜ギター教室でアドリブを教えるとき、必ず段取りを決めるようにしています。 段取りとは、大きく見るとソロ全体でどこに向かうか。 小さい範囲だと、1コーラス目はこう弾いて、2コーラス目はこうする、コーラスの境目はフレーズでまたぐ、できるだけ…

初心者が今すぐできるアドリブ上達法は、演奏中に後悔や反省をしないこと

横浜のギター教室でアドリブを教えていて、いろんなタイプの方を見てきましたが、どんな方にも100%当てはまるのが、演奏中に自分のプレイを後悔したり反省することです。 『今のミスったな…』 『このフレーズじゃなかったのに』 『これってコードトーン合っ…

ジャズのアドリブにおける「侵入」がなぜ難しいのか

前回の続きです。 k-yahata.hatenablog.com コーラスから次のコーラスに移る際、フレーズで侵入していくように弾くとジャズらしさがぐんと上がるというお話でした。 今回はなぜこれが難しいのかをご説明します。 コーラスの段取り ジャズの楽曲では、ほとん…

ジャズのアドリブにおけるコーラスまたぎのテクニック「侵入」について解説する

ジャズのアドリブでぜひできるようになりたいのが、コーラスをフレーズでまたぐことです。 僕はこれを「侵入」と呼んでいます。 1コーラス目をきっちり締めて、次のコーラスの頭から律儀にまた始めるのではなく、前のコーラスの終わりからフレーズがはじまり…

ジャズのアドリブを一段階レベルアップさせるためのリスニング

ジャズをある程度弾けるようになってき、もう一段階レベルアップさせたいけど何をしたらいいのか分からないという人は多いと思います。 今回はそういう人がアドリブに対する認識を書き換えるためのリスニング術をご紹介します。 文字通り、音源を聴くだけで…

Slow Bluesを動画に撮ってみました

youtu.be Bluesにもいろいろありますが、スローテンポのやつが一番難しいと思います。 シャッフルだったり、アップテンポだとある程度勢いとかテクニックでごまかせるんですが、スローはモロに地が出てしまうので、ごまかしが効きません。 てことでずっと苦…

ジャズのアドリブで、出だしから徐々に暖めていくとリスナーは厭きる

ある程度アドリブができるようになってくると、なぜか出だしで様子見をするようになります。 フレーズを温存したり、アンサンブルの様子を見たり、自分の調子を確認したりしてそうなるのでしょう。 また、ある種の「構築」として、簡単なフレーズから徐々に…

ジャズにおける「フレーズ」は二種類ある それぞれの違いと、「フレーズを弾く」こと

ジャズを教えていると、「フレーズ」というものが二種類あることがわかってきました。 今回はその違いと、それぞれの特性、そしてどちらを目指すべきかを書いてみたいと思います。 フレーズ1 ひとつは、事前に準備して、練習を重ね、入念にシミュレイション…

ジャズのアドリブでマンネリから脱却するために曲をころころ変えても意味ない

ジャズを練習する際、最も注意するべきことはマンネリ化です。 一応弾けることは弾けるけど、何度やっても同じアドリブにしかならないという状態に陥ってしまうと楽しくなくなってきます。 そこで、マンネリ化を防ぐためによく行われるのが、楽曲の変更です…

ジャズ的な時間感覚を解説してみる

ジャズには時間に対する独特の感性や感覚があります。 それはとても前衛的であると同時に野蛮でもあり、現代的なリニアで正確な時間の捉え方では理解し辛く、体現することは困難を極めます。 しかし、そうしたジャズ独特の時間感覚を持つことで単なるアドリ…

ジャズのアドリブにおけるマンネリ化を防ぐ方法 ~手の内からの<逸脱>

このブログでも時々書いていたり、横浜ギター教室でもよく相談されることですが、ジャズのアドリブをしているとどうしてもマンネリ化が訪れます。 何を弾いてもだいたい同じ、悪くもないし成立はさせられるけど、別にいいとも思わない。 もっと違うことを弾…

ジャズのアドリブでソロを取るとき、テーマ終わりのディレクションをどう処理するか

前回、テーマ→ソロと進むときの意思の疎通について書きました。 未読の方はまずそちらをお読み下さい。 k-yahata.hatenablog.com 前回は、ソロセクションに対する伴奏者の意思決定を理解し、それを手助けするためのディレクションとして1小節早くソロをはじ…

ジャズにおけるテーマ最終小節の重要性 伴奏者と意思疎通するためには<逸脱>が必要

ジャズのアドリブで自分がテーマを弾き、そのままソロに入るとします。 このとき、特に何も考えずにソロに入る人が割と多いと思います。 ジャズだからどうソロに入ろうと自由だと思う人もいるでしょう。 しかし、テーマ→ソロと正に変化する瞬間にアンサンブ…

黒田和良氏の「演奏中何考えてるの?」シリーズが面白いのでジャズやる人は観たほうがいい

youtu.be 何かの関連でこの動画が出てきて、おもしろさに釘付けになりました。 僕はジャズをあえて「難しい」と捉え、その難しさをちゃんと理解するというところを出発点としています。 この動画もプロのやってる「難しい」プレイを変に噛み砕かず、難しいこ…

Scuttle Buttin'(SRV)を弾いてみました

Scuttle Buttin' youtu.be この曲は僕のピッキング研究の一環として課題曲にしていました。 弦移動の激しいフレーズをどう弾くか、単に「俺弾けるぜ!(ドヤ)」じゃなくて、それを理論化してどう教えるか、そして最終的にはこれを弾きたいという生徒さんが…

ジャズ初心者はアドリブで「4拍目スタート縛り」を試してみよう

ジャズのアドリブで難しいのが、ジャズに聞こえない問題です。 コードトーンは捉えているし、Ⅱ-Ⅴも一応は弾ける、それなのに全然ジャズっぽくならない……。 こういった場合、多くはフレーズが小節にかっちりとハマりすぎています。 多少前後していてもせいぜ…

ジャズのアドリブに戦略を持つということ

ジャズのアドリブというと、一瞬のひらめき、その場の空気感、ノリなどで即興で行うものだというイメージが強いと思います。 もちろんそういった要素も多分にありますが、同時に戦略的な構築も必要であると僕は考えます。 特に初心者はそうでないと早々と成…

楽器に適したアドリブをしよう

ここ数年横浜ギター教室では、ギター以外の人にジャズを教えることが増えてきました。 そうした他楽器へのレッスンでよく感じることは、サックスならサックス、ギターならギター、ピアノならピアノに適したアドリブがあるということです。 分かりやすいとこ…

ブルースは「悪魔の音楽」とされ、黒人社会でも忌み嫌われていた時代があったらしい

我々日本人からすると、ブルースといえば、黒人の伝統音楽であり、人種的誇りであり、奴隷時代から大切にし、育んできた文化遺産というイメージがあります。 それがちょっと大げさだとしたら、奴隷時代から誰もが楽しんできた数少ない娯楽というイメージでも…

ロバート・ジョンソン ドキュメンタリー Devil at the Crossroads

Devil at the Crossroads 公式動画 youtu.be 感想 十字路で悪魔と契約し、とてつもない才能を手に入れたとされ、27歳で夭折した天才ブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンのドキュメンタリー。 エリック・クラプトンの「Crossroad」は実はこの人がオリ…

ジャズのアドリブでⅡ-Ⅴ-Ⅰ(ツーファイブ)を分割して捉える意義

Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ(通称ツーファイブ)は、一般的にパッケージで捉えるよう練習します。 パッケージとは、Ⅱの最初の音から入ってⅠに着地するまででひとつのかたまりとするとらえ方です。 そうやって捉えることでジャズらしい流暢なフレージングを目指します。 しかし、…