八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャズスタンダードを演奏するのに歌詞は必読だけど原作までは別に知らなくてもいいと思った

「Days Of Wine And Roses」(邦題「酒とバラの日々」)というジャズスタンダードがあります。 原曲は同名の映画の主題歌で、1962年の作品。 アルコール依存症に悩まされる夫婦の生活を描いた作品です。

呪いのリハーサル 僕を(悪い意味で)変えたリハーサルについて

最近ふとあることを思い出しました。 それは、僕のジャズに対する考え方を根本的に変えたリハーサルについてです。 とある単発のコンサートを行うことになり、僕はメンバーを集めてリハーサルをすることになりました。 全員日本人です。 そのときの僕は、リ…

イングヴェイ研究終わり

3年半ほど前からイングヴェイの研究をしてきましたが、今日終了しました。 といっても全部わかったとかイングヴェイなんでも弾けるということではなく、イングヴェイのピッキングから抽出できる普遍的なロックピッキングのフォーム、発音、身体操作などが僕…

練習を休むベストなタイミングは? DMN(デフォルトモードネットワーク)の有効活用

以前こちらの記事に、脳の機能「DMN(デフォルトモードネットワーク)」と上達の関係性について書きました。 k-yahata.hatenablog.com 未読の方は上記記事を先にお読みください。 しっかり練習→1日休養が上達に不可欠であるということはご理解いただけると…

アーティストになりたい人は価値観を権威にゆだねるのはやめた方がいい

パフォーマンスであれ創作であれ、それらには己の価値観が如実に反映されます。 だからアーティストは技術や知識に加え、己の価値観を鍛えなければなりません。 いい/悪いにはじまり、ではそれらの何がいいのか、悪いのか、その価値観を自分のパフォーマン…

アドリブの「練習してきました感」を消す工夫をしよう

アドリブであまり語られないトピックとして「練習してきました感」というのがあります。 僕自身誰かから聞いたわけではないので、たぶん僕の造語です。 とはいえ、誰でもぼんやりとは考えたことがあると思います。

裕福で時間があるから楽器が上達するという幻想

先日たまたまあるブログを読みました。 内容は、中学で楽器にのめり込み、大学で挫折しその後何年かして回想したものです。 若い人らしくいろんな感情が入り交じった文章でしたが、行間から読み取れたものは、「結局楽器なんてものは裕福で時間があるやつに…

音楽はライブに行かなきゃ分からないてことは必ずしもない

音楽ではよく、「ライブじゃないと分からないことがある」「ライブと動画や音源は全く別もの」といったことがよく言われます。 確かにそういうケースもありますが、個人的には半々ぐらいだと思います。 ライブが音源の100倍いいと感じたバンドもあれば、…

音大・音楽専門学校を卒業することとプロになることはほとんど何の因果もない

音大や音楽専門学校を卒業することとプロのミュージシャンになることは、ほとんど何の因果もありません。 仮に音大卒、音楽専門学校卒のプロミュージシャンがいたとしても、音大(専門学校)を出たからプロになったのではないということです。 もちろん、学…

「ヘタウマ」という幼稚な言葉を安易に使う人

最近モンクにはまっていて、伝記があったので購入しました。こちらはじっくり読み進めているのですが、それ以外にブログなどをいくつか読んでみて、久々にある言葉に出会いました。 「ヘタウマ」です。