2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
10月も終わりになり、湿度がぐんと下がってきたので、指板のクリーニングと保湿をし、弦を交換しました。 弦を外して、まずは細かいところの拭き掃除。 ブリッジなどは歯ブラシでこすると詰まった埃が綺麗になります。 そして指板のクリーニング。 僕はこ…
アーティストに限った話ではないのですが、ライブやイベントをやったり、教室を構えたりしたとき、ついつい来てくれた人よりも来ない人のことを考えてしまいます。 例えばキャパ100のライブで一生懸命頑張って70人入れたとき、つい入らなかった30人の…
時々「歌ってみた」を観るのですが、ほとんどの場合1コーラスも聴かずに消します。 なぜかというと、聞けば聞くほど疑問が生じ、歌が入ってこなくなるからです。 といっても、技術的なことではありません。
以前からUNISON SQUARE GARDEN(以下ユニゾン)が気になっていました。 毎期アニソンとして使われていて、いい曲だなーとは思っていたのですが、ヴォーカルの声がどうも合わず音源をちゃんと聴くということはしませんでした。 が、いつの間にかそれも慣れて…
このシリーズは「ジャズは難しい」という前提に立って話していくという趣旨ではじめたのですが、その根幹となる問題がちょっとわかった気がしたので書いてみます。
前回、批判は受け入れるべきだが否定からは逃げるべきだと書きました。では批判と否定はどう違うのでしょうか? その見分け方などを考えてみました。
昨今では何でも批判的・否定的な意見をDisと呼んで一緒くたにする風潮がありますが、批判と否定は違います。 英語でも、Disrespectは批判ではなく中傷や侮辱、批判はCriticizeとはっきり言葉が別れています。
ジャズには、どの曲が弾けるようになったら脱初心者か、どれが弾けるようになったら上級者かという考え方があります。 この考え方はやめておいた方がいいです。 なぜならこれは、記号の処理能力=ジャズの演奏レベルという考え方だからです。
世間的に、貧しさの中から成功することが難しく、裕福な人が成功するのは簡単だといった印象があります。 確かに、裕福であればあるほどスタート地点でアドバンテージを持っているし、貧しいよりはいいに決まっています。 しかし、よく考えてみれば、裕福で…
人は必ず成功を目指します。 と同時に、その成功が不正からでない正当なものであるよう心がけます。 そうして正当な努力からささやかな成功を勝ち取ったとき、必ずといっていいほど他人からの悪意を受け、混乱してしまいます。 自分の成功やその過程の正当性…
ギターをはじめてまだ数年しか経ってないのにわりとなんでも弾ける人がいます。 一昔前だと地元ではヒーローになれたタイプです。 今はYOUTUBEがあるのでまた色々と違うのかもしれませんが。 実はこういうタイプが後々苦労します。 なぜかというと、自分の技…
やたらと若者の才能を褒めそやす大人がいます。 やれ「○年に一人の逸材」とか「○○の再来」「神童」などなど。 そうした大人は、一見若者に勇気と自信を与え、背中を押しているように思えますが、実は内面はかなりこじれています。 そうした大人が才能を探す…
音楽聴くのちょっと疲れたけど、何か聴きたいな、でもロックな気分でもないし、ブラックミュージックもちょっと、アイドルもなんか違う……というとき、僕は必ずCORRSを聴きます。 アイルランドの四人組兄弟バンドです。 日本でもCMソングとかに使われていたの…
拙著「アドリブの入り口」(下記参照)でも書いていますが、 アドリブで重要なのはコーラス終わりの最後の小節です。 ここできちんと「次回予告」ができるかどうかでアドリブにおける会話が成立するかどうかが変わってきます。
何かを習得し、上を目指していくときの方法論として、ざっくり分けると自己否定と自己肯定があります。 それぞれの長所と短所を書き出すと、 <自己否定> 長所:自分の弱みを客観視できる、自分で自分に満足しない、批判を受け入れる強さが身につく 短所:…