2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「毎日一生懸命練習してるのに全然上達しない……」 「仕事で3日間ギターを触れなかったのに、なぜか上手くなってる……」 誰しも一度はこういった経験があると思います。 実はこれらは、脳のメカニズムと関係しています。 今回はこうした現象を紐解きながら、…
電子教本でも書きましたが、ギターはアーティストとして憧れる人に習うべきではありません。 また、雑誌などに載っているその人の練習法も採用しない方がいいと僕は思います。 なぜかというと、練習やアドヴァイスを客観視できなくなるからです。 例えば、憧…
時間(タイム)と音楽 音楽の世界において、アマチュアはもちろん、プロでも、どんな音楽にも共通する絶対的なタイムがあると信じている方が多いようです。 要するに、物理的な時間という概念があり、その中に音楽のタイムが属しているという考え方です。 そ…
これを持ちまして「ジャズに人が集まらない理由」シリーズを締めたいと思います。 本来は、最後にお店やミュージシャンへの提案をしようと思っていたんですが、改めて考えるとそれこそ余計なお世話かなと思い自粛することにしました。
ジャズの演奏には世界観がない これまでジャズがつまらなくなった要因を幾つか挙げてきましたが、もう一つ重要なことを指摘したいと思います。 ジャズの演奏には、ほとんど「世界観」というものが存在しません。 それもそのはずで、世界観を大事にするという…
ミュージシャンやイラストレーターで、腱鞘炎に悩まされている方は多いと思います。 また、そこまではいかなくても、慢性的に腕や肩の筋肉が固まっている方がほとんどでしょう。 できれば長期休暇を取って治療したいけど休めないし、定期的に訪れるマッサー…
参加費を取るセッションって…… 参加者からお金を取ってセッションを行うのは日本だけです。 もしかしたら韓国とか中国もそうなのかもしれませんが、西洋ではまずありえません。 僕がセッション修行をしていたアムステルダムでは、参加費はどこも無料で、参加…
先日FB上で僕を「インチキギター教師」と中傷し、さらに後日「変なやつに絡まれている」とツイッターで被害者面をしたギタリストN氏についての対応を考えていました。
音楽における記号 音楽では、たくさんの記号が使われます。 コード、スケール、各種音符、休符、などなど。 そして、それらを美しく組み合わせたものを楽器を使って再現することで音楽が奏でられます。 ポピュラーな音楽の世界で、こういった記号の扱いに最…
ロックやポップスでは、界隈(ミュージシャン、スタッフ、ファンなど)の評価と集客やセールスがだいたい比例しています。 しかし、ジャズは違います。
ジャズを聴くには背伸びが必要 ジャズは背伸びの音楽です。 若者はもちろん、30代、40代でも、背伸びをせず自然にジャズを聴き、ジャズバーに気軽に入れるという方は少ないと思います。 今現在、日常的にジャズに親しんでいる方も、最初は相当背伸びをし…
個人的に、ジャズシンガーさんのジャズジャズしい歌い方が凄く苦手です。 これって自分だけかなと思っていたんですが、SNSなどでちらっと言ったところ、結構共感があったので、もしかしたらそう思っている方も多いのかもしれません。
田舎の人間は「チャージ」が分からない 僕は出身が田舎だし、田舎のジャズギタリストとしてしばらくやっていたのでよく分かりますが、田舎の人間はまずチャージというものをよく理解していません。 音楽といえばチケットを入手し、ホールやライブハウスなど…
「ふ~ん、それで弾くの」という空気 今回はセッションについて。 ジャズのセッションは、ソリッドギターやソリッドベースで参加し辛い空気があります。