八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

運指、フィンガリング

弦を押さえる力の方向について

ランキング参加中音楽 ギターを教えていると、意外と弦を押さえる方向について誰も考えていないことに気づきます。 実はこれがズレていると余計な力を必要としたり、弦を引っ張ってチョーキングみたいになることがあるので、地味ですが一度はちゃんと考えて…

ギターの運指を脱力する方法 演奏しながら力みを解除していく

今回はギターの運指(フィンガリング)で脱力する方法をお教えします。 どんな場面でも使えるので今弾いている曲で試してみてください。

ギターのスライドを使い分けよう 

ギターの基本テクニックに「スライド」があります。 ある音を弾く際、押さえるフレットの下あるいは上から指をスライドさせてアプローチするものです。 地味なテクニックですが、これをしっかりと身につけるとメロディやソロの表現が確実に豊かになります。

プリングのコツ しっかり発音する方法、以外と知られていない手の使い方

ハンマリングと連動してプリングというテクニックがあります。 これもピッキングせずに音を出し、レガートさを表現するものです。 よくハンマリングとセットで説明されるので、同じ動きをするものだと勘違いされていますが、それではしっかり発音できません。

ハンマリングのコツ ハンマリングが弱い(音が出ない)人は力の流れと脱力を知ろう

ランキング参加中音楽 ギターの基本的な奏法「ハンマリング」について説明します。 ハンマリングは意外とちゃんと出来ていない人が多く、そのせいで力みが残り、フィンガリングに不具合が生じるケースがあります。 ある程度ギターが弾ける人も一度自分のハン…

手が小さい人がギターを弾くときに有効なフィンガリング

ギターを弾いてみたい、あるいは既に弾いているけど手が小さくて困っている。 やっぱり自分にはギターは向いていないのではないかと悩んでいる方に、手が小さい人のためのフィンガリング(運指)やコードの押さえ方をお教えします。

フィンガリングで親指を伸ばすと力の流れが分散する

ギターのフィンガリング(運指)について。 「ギタリスト身体論」刊行以来、かれこれ14年近くフィンガリング時の親指について解説してきました。

チョーキングの基本 正しいチョーキングのフォーム、音程、表現

主にエレキギターで使われるテクニック「チョーキング」について詳しく解説します。

ギターの運指(フィンガリング)を二段階に調節すると様々なプレイに対応しやすくなる

「ギタリスト身体論1」で運指についてかなり詳しく書きました。 刊行から12年ほど経った現在でもほとんど変化はなく、同じことを教えています。 これは怠慢ではなく、身体論1に書いたフィンガリングが普遍的だったから変化させる必要がなかったということで…

ギターの運指をもう一段階レベルアップさせるために、使える指先/使えない指先を知ろう

ギターの運指については今でも「ギタリスト身体論(1)」に書いたことをそのまま教えていますが、ある程度レベルアップしてくるとそれだけでは弾けないものもあります。 そこで今回は、使える指先/使えない指先についてご説明します。 使えない指先 まずは…

脱力=押弦の弱さ、ピッキングの弱さではない

ご存じ楽器を弾く際の脱力ですが、どうもこれ自体2種類の概念が存在する気がしてきました。 ひとつは楽器に対する入力の弱さを脱力とする考え方、もうひとつは筋力そのものをできるだけ使わないようにすることを脱力とする考え方です。 僕の定義では、前者は…

ギターのフィンガリングを完全に脱力した状態からスタートする

ギターにおける左手の様々な問題は、ほぼ100%力みからきていると言っていいでしょう。 実際教えていても、力みを取り除いていけば問題のほとんどは解決します。 そこで、脱力することだ重要となり、ではどうやって左手を脱力させることができるか?とい…

同じギターで同じフレーズばっかり練習してると特定のフレットだけ削られて弦がビビるようになる

先日ふと気づくとこちらのFender USAのストラト(以下ヴィンスト)の弦がビビっていました。 調べてみるとネックはほぼストレート。 1~3弦の1F~4Fあたり中心にビビってます。 特に3弦がひどくて、1F~9Fぐらいまでビビってました。 まあ、写真で見…

ジャンボフレット(ジム・ダンロップ#6100)レビュー

前回の記事で、ストラトにジャンボフレットを搭載したと書きました。 今回はそのレビューです。 ジャンボフレットにしようかどうか迷ってる人は参考にしてください。 ちなみに、費用や納期、工房はこちらに詳しく書いています。 k-yahata.hatenablog.com ギ…

ギターのフィンガリングで力みが出てしまうNG例

同じ弦でのフレーズ 同弦上で次のようなフレーズを弾くとします。 なんでもないフレーズで、誰でも弾けるようなものですが、それだけについ力みながら弾いてしまったり(力みながらでも弾けるから)、合理性を目指して非合理的な弾き方になってしまうことが…

ギターのハイフレットを弾きやすくするための身体操作

ハイフレットは力みが生じやすい イングヴェイのFar Beyond The Sunを練習していて、つくずく感じたのが、ハイフレットの弾き辛さです。 特にストラトの場合、ボディとネックの結合部分が四角くなっていて、こいつが邪魔で仕方ありません。 手首を折ればハイ…

ギターを弾くと手首や指が痛い! 右手(ピッキング)、左手(運指)に共通する原因

「ギターを弾くと手首や指が痛くなってくる」 これは横浜ギター教室では定番のご相談です。 といっても教室では治療のようなことは一切いたしません。 ギターのフォームを矯正するだけです。 僕が考案したピッキング、フィンガリング(運指)のフォームに矯…

ピッキングとフィンガリングを整えるだけでギターの音は見違えるほど良くなる

横浜ギター教室では基本的に機材についてはあんまり話しません。 正確に言えば、サウンドを機材のせいにしないと言った方がいいでしょう。 サウンドが悪ければピッキングとフィンガリングを徹底的に見直します。 そして、それらが整ってくると見違えるほど音…

ギターのフィンガリング(運指)が疲れる人は、加算式フィンガリングを行っている!

ギターを教えていて最近気づいたことがあります。 それは、フィンガリング(運指)を加算式で行っている人がいるということです。 加算式フィンガリングとは僕が作った言葉ですが、押弦する度に弦への圧力が加算されていくフィンガリングのことです。 例えば…

ギターの運指フィンガリングを「配置」すると左手は緊張する

ギターをある程度やっていると、運指(フィンガリング)を配置する癖がついてきます。 どういうことかというと、例えば1弦4F、5F、7Fを連続して弾くようなフレーズのとき、左手人差し指を最初から4Fに、中指を5Fに、小指を7Fにそれぞれ配置し、いつで…

ギターの運指で、押弦した後に指を上げるのは間違い

ギターを弾くとき、弦を押さえた後、みなさんはどうしていますか? おそらく多くの人は弦を押さえた指を上げていると思います。 しかしこれが間違いなのです。 なぜかというと、指を上げると弦から指が離れすぎてしまったり、逆に力んだりするからです。 ま…

ギターのフィンガリング(運指)が詰まるのは流れに問題があるから

ギターの運指がうまくいかない、あるポイントでどうしても詰まってしまうという場合、ほとんどの人はその箇所をどうにかしようとします。 それで解決するケースもありますが、多くの場合はどうにもなりません。 なぜかというと、問題はその前にあることが多…

ギターのテクニック「スライド」をなんとなしに使うと非常にもったいない

ギターのテクニックで「スライド」というものがあります。 知らない人はほとんどいないでしょう。 実はこれもけっこうなんとなくで使っている人が多いようです。 横浜ギター教室の生徒さんで歴10年20年の人でも「入れときゃいい」みたいな感覚でスライド…

ギターを弾いているとき、同弦上での激しい移動の際は目線に気を付けるとうまくいく

例えば、1弦を〈21 19 17 16・ 19 17 16 14・ 17 16 14 13〉と動いていくとします。 このとき、左手がうまくついてこないというケースが多々あります。 特にテンポが上がっていくともつれやすくなりますよね。 そんな場合は目線に気を付けましょう。 最初の…

ギターのビブラートができない人はたぶんこうやってるから直してみよう

ランキング参加中音楽 意外とビブラートが苦手とかできないという人も多いと思います。 苦手とは思っていないけど、なんか手が固まるとか、あるいはビブラートをかけるのを忙しいと感じる人もいるでしょう。 で、細かい音符ではビブラートをついかけなくなっ…

ギターの運指が追いつかない人は左手の親指をネックにぎゅっと押さえつけているはず

先日とある生徒さんが来られて、前から練習している曲のリフがどうしても弾けないです、と相談されました。 で、弾いてもらうと、すぐに原因が分かりました。