2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ミュージシャン(一応プロの範疇に入る人)がどういう人種か、ミュージシャンの立場からお教えします。 ミュージシャンと仲良くなりたい人、恋人や友人がミュージシャンだがいまいち接し方が分からない人は参考にしてください。
ジャズの世界では、頻繁に「なのに」という言葉が出てきます。 『大御所なのに』 『こんなに上手なのに』 『素晴らしい音楽なのに』 続く言葉はネガティブなものです。 CDが売れない、客が入らない、お店が赤字……。
ジャズの世界に起こっていること(どちらかというとローカルで)を見ていると、そのちぐはぐさにもやもやしてしまいます。 そのひとつが人材の育成です。 ジャズミュージシャンはやたらと人材を育成したがります。
何かを創ったりパフォーマンスしたりする際、客観的視点は必要不可欠です。 客観的視点がなければ、作品もパフォーマンスも自己満足となり、お金を取れるレベルまで昇華されることはないでしょう。
ジャズの世界ではよく、即興での音のやりとりを”会話”にたとえられます。 しかし、僕にはそれらが全然”会話”しているように見えません。
プロを目指している人の中には、プロになったらもう練習しなくていいと思っていそうな人がわりといたりします。 あるいは、練習とはプロになるまでにやることで、そこで獲得した技術や能力でその後ずっと勝負するものだと思っているのかもしれません。
ジャズ・フュージョン系のミュージシャン、特に機材の多いギタリストやベーシストは、本番中にやたらと機材をいじくる癖があります。 これはまあ仕方ないといえば仕方ないことです。
ミュージシャンが嫌がることとは、何でしょう? ノーギャラ?初見ライブ?BGM?営業? まあ色々あるでしょうが、恐らくミュージシャンが本質的に最も嫌悪するのは、<カラオケ扱い>でしょう。