八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

横浜のギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

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2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ギターのネックにとって湿気より乾燥の方がヤバいような気がする

ギターをやっている人は、とかく湿気に敏感で、梅雨から夏のこの時期はピリピリしてしまいます。 確かに、湿気の多い時期のギターって音が締まらないし、冬の方がいい音しますよね。 でも、ネックにとっては湿気よりも乾燥の方がヤバいような気がします。

ミュージシャンとしてやっていくために僕が取った戦略をお教えします 4

これまでの記事 k-yahata.hatenablog.com k-yahata.hatenablog.com k-yahata.hatenablog.com 今置かれている状況を変えるために政治に奔走(先輩や有力者とコネを作る、など)するのではなく、今の状況で最大限なんとかした方がいい、というのがこれまでの流…

ミュージシャンとしてやっていくために僕が取った戦略をお教えします 3

これまでの記事 k-yahata.hatenablog.com k-yahata.hatenablog.com 前回、ミュージシャンとしてひとつふたつ確実にステップアップするために、状況を変えようとするのではなく、今置かれている状況を最大限に使って何かできるよ、というお話をしました。 今…

ギター講師が教える、習い事の上手な辞め方

習い事をはじめると、いつか辞めるときが来ます。 今回は、講師目線で習い事の上手な辞め方をお伝えしたいと思います。 とその前に、困る辞め方からご説明します。 スルー &フェイドアウト 横浜のギター教室は月最後のレッスン日に次回レッスンの予定を聞き…

ミュージシャンとしてやっていくために僕が取った戦略をお教えします 2

前回の記事 k-yahata.hatenablog.com ミュージシャンを目指す人、あるいは既に仕事をしていて、もっと上を目指している人は、だいたい状況を変えようと努力します。 もっと大手の実入りのいい教室に雇ってもらえれば、都会のシーンに進出できれば、有名人と…

ミュージシャンとしてやっていくために僕が取った戦略をお教えします 1

あれこれ考えて、僕がとった戦略は、自分の名前で人が集まるようにしようというものです。 言い換えれば、組織やグループに依存しないということですね。 例えば、講師をやるなら大手教室に採用してもらうのではなく、自分の名前で個人教室を開き、そこに人…

フュージョンアーティストの衣装がなんでダサいのかを考えてみたら意外なことがわかった

僕はフュージョンという音楽が嫌いです。 一部かっこいいと思うアーティストもいますが、全体としては嫌いです。 なぜかというと、ひとつは技術だけで中身を感じられないから。 もう一つは、衣装がダサいからです。 実は、このふたつは根底でつながっている…

記号の奥に人間が見えないと不気味に感じる、という話

人は本来、記号に対して感情を持ち合わせていません。 それどころか、記号自体に不気味さすら感じます。 ただし、その奥に人間が見えれば別です。 記号の奥に人間が見えたとき、良くも悪くも感情が生まれ、何かしらのリアクションを自然ととっています。 身…

ミュージシャンが教える、ミュージシャンのプロフィールの読み方

皆さんはミュージシャンのプロフィールをどう読んでいますか? 「どうと言われても、そのままだよ…」というあなた、まんまとミュージシャンにしてやられてますよw そう、ミュージシャンのプロフィールはだいたい盛られてます。 ということで、今日はミュー…

「○○は最高!」は思考停止 それを言っている自分のレベルを客観視していこう

人はいろんなものに価値を付与します。 ○○は最高、△△はよくない、これはこうすべきだ、など。 別にそれ自体はあたりまえです。 しかし、「自分はそれをどのレベルで言っているんだろう?」と自分を客観視している人はまれです。 例えば、「○○のギターは完璧…

いつまでたっても上達しない人は一度楽器のメンテをしてみよう

弾けない原因 とある生徒さんにずっとあるソロを教えていたのですが、あれこれと奏法を教えてもなかなか目標のテンポまで上がらず、かなり責任を感じていました。 しかしある日、楽器のメンテをしたら急に弾きやすくなりましたとの報告が。

現代ジャズミュージシャンに見え隠れする「さえすれば」という思考

ジャズミュージシャンは、一人前になればなるほど「さえすれば」という思考にどっぷりと浸かってしまうようです。 先日、とあるジャズミュージシャンからSNSに友達申請が来ていたので、承認しました。 あいさつは事前も事後もなし。

苦労して音楽やってもあまり良い結果にならない

今まで出会ったミュージシャンを目指す学生の中には、かなり苦労している人もいました。 肉体労働やホステスをやってお金を貯め、その上借金して勉強しにきている人なども。 なんで知ってるかというと、そういう人たちは聞いてもいないのに自分から苦労して…

昔習っていた先生に対し、「それじゃ弾けない」をやっちゃった話

ジャズをはじめて数年経った頃(たぶん二十歳ぐらい)、習っていた先生がいました。 その人はかなりのベテランで、界隈では名の知れた人です。 ある日のレッスンで、先生がオケに合わせてバッキングし、僕がソロをとるとき、僕は強烈な違和感に襲われてソロ…

音楽で「気持ち」を大事にすることは精神論ではない

レッスンでアドリブを学ぶ生徒さんには、ある時点でイントロを出してもらいます。 これはどちらかというと、 最後の仕上げに近い課題です。 というのは、イントロをちゃんと出すのはかなり難しいからです。

ギタリストに対してやってはいけないこと

音楽界隈では、非ギタリストがギタリストにあることをついつい要求してしまい、冷や汗をかかせるという悲しき事案が時折発生します。 そういったことが少しでも減るように、ここにいくつかギタリストに対しやってはいけないことを書いておきます。 コードを…

朗報! ジャズミュージシャンの唯一のいいところを見つけた!

ある記事を読んで「アルハラかー、俺関係ね~な~、勧められてもられなくても自分でガンガン飲むし、どれだけ飲んでも吐いたことないし記憶なくしたり人格変わったりしないし、てか、無理矢理先輩に飲まされたこともねーなー…… ん、先輩に……そういえば……」

アマチュアの人、プロにSNSで自分の音楽論を説くのはやめなさい

今日は全国のプロが言いたいことを代弁したいと思います。 SNSを見ていると、たまにプロのミュージシャンにアマチュアが自分の音楽論を説いているのを見かけます。 自分はアマチュアだけど音楽をこんなに大事にしている、演奏では○○を心掛けている、○○は△△で…

ルーツを聞くことの重要性 2 ルーツには何があるのか?

前回、ルーツを聞くことの重要性をお話ししたところ、意外と反響があったので、もう少し突っ込んで書いておきたいと思います。 前回の記事はこちら。 k-yahata.hatenablog.com 各ジャンルのルーツにはいったい何があるのか? なぜミュージシャンや音楽通は、…

ルーツを聞くことの重要性 1

時々ファンクのカッティングを習いたいという人が来るのですが、話してみると、だいたい皆勘違いをしていることがわかります。 勘違いというのは、 ・比較的早いテンポ ・休符は全て空ピックで埋める ・16の正確さがファンクの要 といったところです。 確…