八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

横浜のギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

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ギターの奏法、練習

楽器の演奏に「入力」という概念を持てば必ず一段階上のレベルに行ける

ランキング参加中音楽 以前、ギターのサウンド=力の入力=ピッキングだと書きました。 k-yahata.hatenablog.com これはギターのみならず、全ての楽器に共通する概念であると思います。 しかしながら、僕は今までいろんなミュージシャンと出会ってきましたが…

いいかげんギタリストは「ギターのサウンド=ピッキング」だと理解するべき

ランキング参加中音楽 ギタリストの人は「ギターのサウンドとは何か」と訊かれて、どう答えますか? ギターの振動? ピックアップのキャラクター? アンプの特徴? 機材の組み合わせ? どれもギターのサウンドの要素ではありますが、核心を突いた答えではあ…

ギターの運指で指を独立させるみたいな練習は意味ない

ランキング参加中音楽 たまたま出てきたギターレッスン動画で、運指が上達したければ指を独立させる練習をしましょうと言っている人がいてゾっとしました。 これ、意味ないし危険です。 詳しい内容は忘れましたが、要するに左手の人指し指~小指までそれぞれ…

ギターの練習ができない、やる気が出ないという人はとりあえず行動できるところまでやってみよう

[blog:g:11696248318754550820:ban ギターが上達したい、練習したいという気持ちはある、でもなぜか練習できないという時期は誰にでもあります。 もちろんギターだけでなくあらゆる楽器や勉強などに当てはめてもらっても構いません。 そういったときにどうす…

楽器が上達したいなら、練習する時間とただ弾くだけの時間を分けてみよう

ランキング参加中音楽 ギター教室で、「ただ弾くこと」と「練習」の違いについて時々話します。 というのは、生徒さんのお話を聞いていると、それらを混同していることが多いからです。 例えばコードを押さえてもまだちゃんと綺麗に全部の音が出ないとします…

まだ未熟なのになぜか自分で練習法を考案したがる人

昔からすごく不思議に思っていたことがあります。 それは、まだ未熟なのに自分で練習法を考案したがる人、そしてそれを教えたがる人がいることです。 練習するのはいいことですが、まだ未熟な状態で練習法を考案することは非合理的です。

チョーキングは和製英語ではなく、そもそもは英語表現として存在していた

ギターのテクニックに「チョーキング」があります。 ご存じ弦を押し上げて音程を変える技術です。実はこれ、英語では「ベンディング」と言います。 ちなみにそれぞれの英語の意味は、

初心者が真っ先に覚えるべき実践的ペンタトニックスケールのポジション

ギターを弾きはじめて少し理解が進むと、必ずといっていいほどペンタトニックスケールを覚える段階がきます。

非ギタリストのためのギタリスト取り扱い説明書

ランキング参加中音楽 以前から時々、「ギタリストが何考えてるのか分からない」「ギタリストの扱い方が難しい」「ギタリストってなんでこれができないの?」といった苦情を聞くことがありました。 その都度「ギタリストってこうなんだよ」と説明してきたん…

チョーキングの基本 正しいチョーキングのフォーム、音程、表現

主にエレキギターで使われるテクニック「チョーキング」について詳しく解説します。

ナヨン「POP」のカッティングを聴いてつまんないと思うギタリストはカッティングの捉え方がおかしい

ギタリストのプレイには、何でも盛ってしまうという特徴があります。 一つはサウンドの自由度が高いこと、もう一つはギターヒーロー時代の名残でそうなるのでしょう。

ジストニアの勉強をしていたら突然不安にかられたのであんまり調べすぎないようにする

ランキング参加中音楽 ここ最近、ジストニアの勉強をしていました。 医学的なことは分からないので、主にジストニアを発症したミュージシャンの動画やブログ、あとそういったミュージシャンの診察をしている医師の動画など。 特にミュージシャンの発信はどれ…

楽器の長時間練習はあらゆる意味でデメリットしかない

ランキング参加中音楽 局所性ジストニア(フォーカルジストニア)の勉強をしていて、改めて分かったことが長時間練習の弊害です。 ジストニアを発症した方は、口をそろえて「長時間の練習がきっかけになった」と言っています。 一方、この2023年でもいまだに…

局所性ジストニア(フォーカルジストニア)についてギター講師目線での分析と仮説

最近「局所性ジストニア」(フォーカルジストニア)について調べています。 その過程である程度自分なりに分かってきたこと、たぶんこれをこうしているからジストニアになったんだろうという仮説をギター講師なりに書いておこうと思います。

ギター教室の生徒さんができるようになった曲

2020年頃、長年研究してきたピッキングが完成し、生徒さんにも教えはじめました。 その後2021年にピッキング理論をまとめた「ギタリスト身体論3」を刊行、既にお持ちの方もおられると思います。

楽器の練習における「時間」と「年月」

楽器の練習と時間については昔からよく議題となってきました。 「1日何時間練習すればいいの?」 「1日何時間練習すればプロになれるの?」 「プロになった人は1日何時間練習してたの?」 「この練習を何分やれば上達しますか?」 「俺は昔1日12時間練習した…

継続的にスキルを上げていきたいなら、できる理由を把握しておくことが大事

ギターでも何でもいいのですが、継続的にスキルを上げていきたいなら、自分ができるようになった理由をしっかり把握しておくことが大事です。 「できる理由」というのは、例えば「頑張ったから」とか「毎日3時間練習したから」といったふわっとした内容では…

楽曲やソロのコピーをするとき、オリジナル音源と一緒に弾かない方がいい

楽曲やソロのコピーをするとき、オリジナル音源と一緒に弾く人は結構いると思います。 これはやめたほうがいいです。 なぜかというと、弾けてるような気になってしまうからです。 例えるなら、習字のお手本をなぞるようなものです。

ギターソロやインストで、バンドがブレイクした時のフレーズは普通に弾いた方がキマる

レッスンでEAGLESの「Hotel California」やサンタナの「EUROPA」を教えていて気が付いたことがあります。 「Hotel California」のソロ、「EUROPA」の頭はどちらもブレイクしてフレーズが始まります。 ブレイクとは他の楽器が一旦演奏を止めることです。 EURO…

腱鞘炎になりやすい手首の使い方(楽器、日常生活)

腱鞘炎になりやすい手首の使い方をご紹介します。 ただし以下は僕自身の経験とギター講師としての見地であり、医学的な正しさは保証できません。

改めて、僕にとってギターの速弾きとは何か

ギタリストにとって避けて通れない問題、それが速弾きです。 僕がギターを弾き始めた中学生の頃から2022年現在まで、ギター界で速弾きが廃れたことはたぶん一度もないでしょう。 そして、いまだに世界中のギターキッズが速弾きに憧れ、研鑽しています。 では…

自分の核となるものがある人ほどそれ以外のことをたくさん経験した方がいい

例えばギターを弾いてプロを目指すとします。 それがその人の核です。 そこでよくあるのが、「ギターや音楽だけ突き詰めるべきか、それとも他のことも経験するべきか?」という疑問。 ギターを弾いてミュージシャンを目指しているのに、小説や漫画を描いたり…

ギターのコードチェンジが苦手な方は次のコードをイメージするタイミングを考えてみよう

コードチェンジが苦手という方は多いと思います。 ここで言う「コードチェンジ」とはコード進行のことではなく、コードからコードに移ることです。 ひとつひとつのコードはちゃんと押さえられるけど、複数のコードをテンポに合わせて押さえていくことができ…

音楽を習ってきて一番感謝していることは、はっきり言ってくれたこと

今までいろんな人に音楽を習ってきて、一番よかったこと、感謝していることは、自分の状態をはっきり言ってくれたことです。 それをしてくれた先生は、覚えているだけでは一人だけ、教則本にも書いたリッチー・ハート先生です。 リッチーは大学のときの先生…

ホテルカリフォルニア/イーグルス(Hotel California EAGLES)のソロを弾いてみました

最近約30年ぶりにイーグルスのホテルカリフォルニアをコピーしていました。 k-yahata.hatenablog.com 記念に動画にしておきます。 youtu.be iphoneにSHUREのコンデンサマイクを挿して一発撮りです。 ギターはプロト改、アンプはROLAND Blues Cube、エフェク…

ギターの練習を嫌だと思うのはある意味正しい

僕はギター講師という職業柄、練習について常に考えています。 内容はもちろんですが、年々練習に取り組む際の精神について考えるようになりました。 人間は複雑なので、練習にあたって精神はいかようにも変化します。 今回はざっくりと、練習が楽しいと感じ…

ギターの運指(フィンガリング)を二段階に調節すると様々なプレイに対応しやすくなる

「ギタリスト身体論1」で運指についてかなり詳しく書きました。 刊行から12年ほど経った現在でもほとんど変化はなく、同じことを教えています。 これは怠慢ではなく、身体論1に書いたフィンガリングが普遍的だったから変化させる必要がなかったということで…

全楽器奏者は親指のMP関節を研究したら絶対に演奏が良くなる

「ギタリスト身体論3 新世紀ピッキング理論」で僕は親指のMP関節の使い方について詳細に述べています。 というのは、ここの使い方次第でサウンド、タイム、アーティキュレーションが激変するからです。 ギターでいういわゆる「ピッキングのニュアンス」も厳…

ギターにおける「ピッキングのニュアンス」とは何か

ギターの世界で「ピッキングのニュアンス」という言葉があります。 僕も10代の頃に雑誌などでこの言葉を何度も見かけて、何だろうと不思議に思っていました。 ただ、当時の雑誌などでは詳しい説明はなく、ギタリストの方も「できるやつにしかできない」と…

ギターで弾けないフレーズがあったら、その前と裏を探ってみると答えが出る

たぶん前もどこかで書いたような気がしますが、もうおさらい。 ギターで何かを弾いていて、技術的に弾けないフレーズがあったとします。 恐らく、ほとんどの人はその箇所をたくさん練習することでクリアしようとするでしょう。 あるいは、弾けない理由を分析…