八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

物事を理解してからやろうとすると今のレベルに留まるので、わからないままやることが大事

理解

何か新しいことを学ぶとき、それを理解してから練習したり行動に移そうとします。

一見何も問題ないように思えますが、実はこれでは成長できないことが多いのです。

なぜかというと、理解とは今の自分のレベルで行うことだからです。

今の自分に適したレベルのものであれば、理解→行動でもいいでしょう。

では、今の自分にない概念、今の自分では全くできないことだとしたら?

理解は、そうした未知の何か(しかも今の自分よりハイレベルなもの)を今の自分レベルに引きずり落としてしまう行為となってしまいます。

そうして、本当は自分がレベルアップしたときはじめて理解し体得できるものなのに、何も変わっていない”今”の自分レベルで即理解しようとするので、混乱が生じてしまいます。 

理解が対象のレベルを下げてしまう例
例えば、グルーヴが何か分からない人がいるとします。
名前はしっているし、リズムのことらしいというのも分かりますが、具体的にそれが何なのかはまだはっきりと理解できていませんし、体現もできません。
そんな中、誰かから「グルーヴってのは微妙なズレのことだよ」と教わったとします。
そこで間髪入れずに『そうか、グルーヴってのはズレてることなんだ』と理解したとしたら、彼は間違っているどころか、間違っているのに分かっている気になってしまい、余計に混乱します。
この「微妙なズレ」とは、分かる人の言葉、体感できる人だけが言えることです。
そのレベルの人がいう「微妙なズレ」と、グルーブがまだ分からない人の言う「微妙なズレ」は中身が全然違います。
中身や相手のレベルを無視して、今の自分でも分かる「リズムの微妙なズレ」で理解しようとするから混乱するのです。
物事、特に今の自分よりレベルの高い何かを学ぶとき、得てしてこういった現象が起こりがちです。
ではどうすればいいのでしょう? 

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分からないままやる

「レべルの違いを認識して…」と考えた方は間違いです。

多くの場合は対象が今の自分とどれだけ違うのか、対象が自分からどれだけ遠いかすら測ることができません。

それを測ろうとすると間違いなく混乱します。

ですので、自分より高いレベルの何かを学ぶ際は、分からないままやるのが正解です。

「分からない」ということは、対象をそのまま受け止められている証拠です。

これを無理矢理「分かる」にしようとするから、対象がゆがめられ、正しく理解・習得できなくなるのです。

とりあえず分からないまま取り組み、やっていくうちになんとなくぼんやりと見えてくるものがあり、さらに続けると何かにタッチできる瞬間が訪れる。

そうして気がついたら分かる、できるようになっていたというのが正しい学び方です。

分からないままやるのは苦しい

分からないまま何かを学んだり行動するのは苦しいです。

だから人は分かりたがります。

しかし、既に見てきたように、分かろうとすると対象がゆがめられます。

本当にレベルアップしたければ、分からないまま学ぶ苦しさにきっちり耐えないといけません。

これに耐えられるか耐えられないかで伸びしろが違ってきます。

ではどうしたら「分からない」に耐えながら学び続けられるのか……

そこはもう人格的な話になるので答えはありません。

とにかく、今から何かを学んで成長したいという人は、分からないことがあればその場で解釈せず、分からないまま持ち続けるようにしましょう。

そうするといずれそれがわかる日がきます。

そのときは自分がそのレベルに成長しているはずです。

サウンドハウス

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