Devil at the Crossroads 公式動画
感想
十字路で悪魔と契約し、とてつもない才能を手に入れたとされ、27歳で夭折した天才ブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンのドキュメンタリー。
エリック・クラプトンの「Crossroad」は実はこの人がオリジナルなのだが、今や知らない人も多いようだ。
まず、子孫がいることに驚いた(作中出てきます)。
あと、クロスロード伝説以外にも墓の前でギターを練習したとか、アフリカの呪術に長けていたとか、それっぽいエピソードが多くてワクワクする。
ブルースやロックの基本とされるリフ(詳しくは本編参照)もジョンソンがつくったというのも初めて知った。
生家も残っていて、もっと謎な人かと思ったけど意外とそうでもないらしい。
作中、いろんなミュージシャンがジョンソン風のブルースギターを披露するのだが、本物と全然違っていて興味深かった。
なんつーか、気合いが違う感じがする。
個人的に興味深かったのは、登場人物(アメリカ人)で「ブルーズ」と発音する人と「ブルース」と発音する人がいること。
訛りの違いなのか?
「ブルーズ」が正しいわけじゃないということを改めて知った。
興味深いドキュメンタリー。
ギタリストは一度は観ておきたい。
Robert Johnson 音源
Crossroads/Eric Clapton