2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ハプニングとサプライズ ジャズの世界では、よく「ハプニング」と「サプライズ」について言及されます。 それらは概ね以下の定義となっています。
まず、僕はジャズ特有の初見ライブを「いい加減」とか「情熱がない」と言ったつもりはありません。 過去の自分もいい加減にそういうライブをしたつもりはないし、限られた時間の中で一番いい演奏をしようと努めてきました。
ジャズミュージシャンは、おおよそ次のような思想を持っています。 1、ハーモニーは進化しなければならない 2、進化するハーモニーの最先端にいるのがジャズである
僕もずーっとそうだったんですが、ジャズミュージシャンはなぜかステージ上でもっさりします。 それがかっこいいと思っているんです(はい、思ってましたw)。
大御所がやる気ない ジャズ界で大御所とかレジェンド扱いされているアーティストのライブを、高い金払って何度か観たことがありますが、ほとんどつまらなかったです。 なんというか、やる気ないのが伝わってくるんですよね。
今回はプレイヤー目線の内容です。 過去記事にワナワナ来ていたミュージシャンの方は一息ついてくださいw
ジャズにはジャズ固有のリズムがあり、それを「スウィング」と言います。 幸い、この言葉に「ロック」みたいな精神性はほぼ含まれていません。 純粋にリズムとフィーリングのことです。
ジャズのライブは、ロックや他のジャンルと決定的に違います。 今回はそこにある問題を提起したいと思います。
ジャズ雑誌に掲載されるアーティストはいつも同じ。 皆さんはそう思いませんか? さすがにお名前を出すことは控えますが、いつ見てもあの方とかあの方が出てる印象です。 ですから、そういったスターたちのライブはおおむね人が集まります。
ジャズにはジャズ特有のリズムがあり、それを”スゥイング”と呼びます。 これがなければジャズとは言えない、というぐらい重要な要素です。 今回はスゥイングの練習方法とその捉え方、僕なりの考え方をレクチャーしたいと思います。 もちろん、これが絶対では…
ジャズに限らず、アドリブを主体とした音楽を聴きに行くと、たいてい譜面台があり、ミュージシャンは譜面とにらめっこしながら演奏しています。 これが仕方ないことだとは分かります。 当日リハもあるかないかで、ほぼ初見の曲をやるわけですから、本番中譜…
ジャズはそもそも、リズムの音楽です。 ジャズプレイヤーはがつんとスゥィングする、観客はそれを身体で感じる、ジャズはそういうシンプルな音楽でした。 そして、そのリズムを土台として様々なハーモニー上の実験がなされてきました。
ジャズミュージシャンは総じてMCが下手です(ヴォーカルは別)。 基本的にそんな訓練をしてきてないのと、「MCで楽しませる」という意識がゼロだからです。 ずいぶん前に某所で観た有名なアーティストも、演奏は凄かったんですが、MCが中学生の出し物レベル…
ジャズミュージシャンというと、パリっとダブルのスーツを着こなして、ピカピカの革靴にお洒落なハットを被り……というイメージがあるかと思います。 そんなのは1960年代半ばまで、半世紀以上前のお話です。
これは自戒の念を持って書きます。 ジャズミュージシャン(この場合は”どジャズ”)は、えてして偉そうです。 というか、ほぼ間違いなく自分は偉いと心のどこかで思ってます。 そして、それがふとしたときに表に出てしまっています。
ジャズを聞きに行きたい、いきつけのジャズバーを見つけたい、そういう方は結構いらっしゃると思います。 きょうび、居酒屋でもジャズがかかっているぐらいですから、ジャズへの興味はそれなりに高い(低くはない)と考えていいはずです。 が、気軽にジャズ…
にわかを許さない空気はどのジャンルにもあると思いますが、ジャズには特に顕著ですね。 適当に雰囲気を楽しむことを許さないというか、ジャズファンは、「ジャズを聞くならきちんと勉強しろよ」という空気感を必ず出してきます。 はい、僕もそうです、たぶ…
最近よくSNSで、ジャズの衰退といったテーマのエントリーを目にします。 そこで、自分なりにこの問題を考えてみることにしました。 一応僕はジャズを専門的に学んで、2~3年前までジャズミュージシャン的なことをやっていたので、ジャズの内側もよく知…
1978年生まれ、今年37歳になる僕がまだギターキッズだった頃、楽器屋は社会の縮図でした。 商品を売る店員は、単なる「店員」ではなく、僕らを叱ってくれる「大人」であったり、ギタリストとしての「先輩」であったり、ちょっとした裏情報を教えてくれ…
曲を覚える時間がない、あるいは覚える曲が多すぎてどうしても譜面に頼らざるをえないという方は別ですが、そうでなく、曲を覚える時間がたっぷりあるという方は、ぜひ譜面なしで弾けるようにしたいものです。