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ギターが上達したい、練習したいという気持ちはある、でもなぜか練習できないという時期は誰にでもあります。
もちろんギターだけでなくあらゆる楽器や勉強などに当てはめてもらっても構いません。
そういったときにどうすればいいかをご説明します。
結論から言うと、行動を起こします。
この場合の「行動」とは、練習の手前までです。
ギターならギターを持って、アンプにつなぐ。
ここまではやる気とかモチベーションが一切なくてもできるはずです。
勉強なら勉強机にとりあえず座って、ノートと教科書を開き、ペンを持つ。
ここまでで結構です。
で、そこから先ギターの練習や何かの勉強が全くできなくても構いません。
まあできれば粘ってみてほしいですが、行動ができたらもうそこでやめても結構です。
あるいはギターを持ったまま(勉強の準備をしたまま)スマホを見たり、何か別のことをしても構いません。
現時点で重要なのは行動そのものです。
結局練習しない、勉強しないのになぜわざわざこういった行動をするのか?
①やめないため
やる気が出ないからといって全くなにもしなければ本当にできなくなってしまいます。
もちろんやめるという意志決定をしたなら何もしなくて構いませんが、続けたい、上達したいという意志がまだあるなら、とりあえずやめないために最低限の行動だけしておきましょう。
②モチベーションに左右されない訓練
多くの人は練習に際してモチベーションを優先させます。
モチベーションが高いときはいいのですが、下がると途端に何もできなくなってしまいます。
そしてモチベーションを上げようと努力したり、モチベーションが下がった理由を探すなど無駄な時間を費やして行動しなくなります。
そもそも何かをするのにモチベーションなど必要ありません。
また、モチベーションなどなくても人は行動できます。
ですから、モチベーションがあろうがなかろうが、とりあえずギターを持つ、教科書を開く、といった行動を取ります。
そこまでで終わっても、モチベーションを無視して行動することができた時点で実は結構な収穫となっています。
③習慣付け
人は習慣で生きています。
本来やる必要のないことでも習慣になればやらないと気持ち悪くなってきます。
一方、長年の習慣でもしばらくやらないとどうでもよくなったりもします。
ですから、ギターを弾くこと、あるいはただ持つことだけでも習慣にしておくと練習に入りやすくなります。
ギターが練習できないという人は、とりあえず「ギターを持ったら成功」としてOKです。
しばらくはただギターを持つだけの日々が続くかもしれませんが、まあそういう時期なので仕方ないと思っておけばいいでしょう。
ちゃんと毎日ギターを持つという行動ができていればまたどこかのタイミングで練習を再開できるようになるはずです。
ではギターを持つことすらできない人は?
もうそこまでいったら一度完全にギターと離れるしかないでしょう。
あと、心理的に強い負担がかかっているかもしれないので、一度心療内科に行ってみてもいいと思います。