ギタリストにとって避けて通れない問題、それが速弾きです。
僕がギターを弾き始めた中学生の頃から2022年現在まで、ギター界で速弾きが廃れたことはたぶん一度もないでしょう。
そして、いまだに世界中のギターキッズが速弾きに憧れ、研鑽しています。
では僕にとって速弾きとは何か?
速弾きとはピッキングの精度を測るツールです。
「ギタリスト身体論3」で独自のピッキングを発表しましたが、
ではその精度はどれほどのものか?
速弾きや難解とされる曲も弾けるのか?
それを試すために弾くのが速弾きです。
ですので、常に速弾きの課題曲は持つようにしています。
現在はまだ「Far Beyond The Sun」に取り組んでいて、90%ぐらいは弾けるようになりました。
あと10%クリアしたら動画にします。
まあ僕は速弾き系ギタリストではないので、これが弾けたら速弾きは終了するつもりですが(こればっかやってられないので)。
速弾きを馬鹿にする人もいますが、個人的には課題として取り組む価値はあると思います。
一方で、速い=凄いというのは音楽に対する価値観としてあまりにもお粗末です。
速さにばかりこだわっている人は、もっと音楽のいろんな美しさを理解できるようになるべきです。
追記:「Far Beyond The Sun」を弾きました。