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継続的にスキルを上げていきたいなら、できる理由を把握しておくことが大事


八幡謙介ギター教室in横浜

ギターでも何でもいいのですが、継続的にスキルを上げていきたいなら、自分ができるようになった理由をしっかり把握しておくことが大事です。

「できる理由」というのは、例えば「頑張ったから」とか「毎日3時間練習したから」といったふわっとした内容ではなく、「これをこうしてこうやったから」とできるだけ細かく論理的に説明できることが望ましいです。

なぜかというと、技術というものは以外とあやふやで、何かのきっかけでまたできなくなることが多いからです。

スランプとかイップスというのがそれです。

仮に今までできていたことができなくなったとき、「できる理由」があやふやだと、再習得のためになにをしたらいいのか分かりません。

一方「できる理由」を明確にしておくと、再習得のための道筋がはっきりしているので、早くスランプを脱出できます。

そうして獲得したスキルを消失させずにさらに上を目指すことができます。

 

中には長期間スランプに見舞われない人もいます。

俺にはスランプなんて起こり得ない、俺だけは大丈夫……そう思っていたある日突然今までできていたものができなくなり、パニックになることは長く続けていれば必ず起こります。

もちろんそういう人は「できる理由」なんて考えたこともないので、再習得まで長く暗い道のりを歩むことになります。

中には偶然すぐ元に戻る人もいるでしょう。

しかし次も同じように戻れる保証はありません。

一方で、何をどうしても元には戻らない人もいます。

 

 

あと、「できる理由」を知っておくと、それを担保にスキルの積み上げも可能となります。

これこれこうしたからここまでのスキルが身についた、いつでもここに戻ってくることは可能だ、だから一度別のスキルにチャレンジしてみよう、失敗しても元のスキルに戻るだけ。

そういうマインドでチャレンジし、成功すればスキルの幅やレベルを上げることができます。

 

とにかく、自分のやっていること、できることを1から10まで知っておくことです。

天才を気取ってスキルをあやふやなままにしておくと後で必ず後悔します。

今何かを習得している人、あるいは既に何かを習得した人は、一度「なぜそれができるのか」を考えてみましょう。

1から10まで論理的に説明できれば何も問題ありません。

自分でも分からないところがあったり、ふわっとしか把握できていない人は気を付けた方がいいでしょう。