先日ふと気づくとこちらのFender USAのストラト(以下ヴィンスト)の弦がビビっていました。
調べてみるとネックはほぼストレート。
1~3弦の1F~4Fあたり中心にビビってます。
特に3弦がひどくて、1F~9Fぐらいまでビビってました。
まあ、写真で見てもわからんと思いますが…
ちなみにこのヴィンスト、昨年12月に調整から帰ってきたばかりです。
たった半年で妙なビビりが出てきたのには理由があるはず…
最初は湿度を疑いました。
確かに、僕の部屋はちょっと気を抜くといきなり湿度が急変化するので、60%からものの数分で40%切るなんてこともしばしば。
そのときにダメージを受けた説。
これもひとつの原因ではあると思いますが、それだけでは特定箇所だけという特殊なビビりの説明にはなりません。
さらにあれこれ考えてみると、納得いく答えにたどり着きました。
ヴィンストが帰ってきてから、何かというとSRVのScuttle Buttinを弾いていました。
ちなみに、この動画ではフェンジャで弾いてますが、練習はヴィンストでした。
このテーマのフレーズは、1~3弦の1~5Fあたりを多用します。
そればっか弾いてたからそこらへんのフレットが削れたんでしょう。
特に3弦のビビリがひどいのは、Scuttle Buttinで3弦をよくスライドするからだと思います。
ていうか、ギターってこんなに正直に反応するんですね…
今まであんまり気づかなかったのは、同じフレーズを延々弾くということをしなかったからかな?
そこから考えると、同じフレーズを練習するための潰しのギターみたいなのを持っていてもいいかなと思いました。
そのギターでひたすら同じフレーズを練習して、フレットが削れてビビリまくってきたら捨てるという、潰しのギター。
とはいえ、安くて音の悪いギターだと練習してても気が乗らないし、逆に練習してたら愛着が湧いて捨てられなくなるかもしれないし、だったら愛器で練習してこまめにメンテしてやる方がいいのかも…
とりあえず、フレットの一部が削れて弦がビビらないようにするためには、同じフレーズばっかり弾きすぎないで、まんべんなくいろんなフレーズや曲を弾くというのが一番効果的な気がします。
あと、仮に1弦低フレットがビビっていて、その原因が弾きすぎによるフレットの削れだったとしたら、理論上は1弦の中~高フレットをたくさん弾いてあげればビビりは解消されるはずです。
てことで、すぐに摺り合わせはせず様子見。
Scuttle Buttinは必要以上に弾かないようにします。