2019-01-01から1年間の記事一覧
横浜ギター教室の生徒さんからの質問で「プリメインアンプを通したらYOUTUBEで音楽聴いても音がよくなるんですか?」という質問があり、即座に「YOUTUBEは音劣化してるよ」と答えたのですが、ちゃんと比較したことがなかったで、その場で実験してみました。 …
何かを創るとき、いろんな感情が去来します。 その中に「うんざり」がない人は、たぶん手を抜いているか、持っているものを全部出す(心の奥にあるものも含めて)方法をまだ知りません。 なぜか? 例えば僕は、新しい何かを創ったり研究したりするとき、いつ…
混迷するアイドル界ですが、最近はゆるめるモ!が僕の中できています。 とっかかりは今人気急上昇中のあのちゃんです。 僕の世代にはどこか懐かしい、わりと本気でヤバい人の匂いがプンプンします。 昔のバンドマンはこんな人ばっかでしたがww 興味ある人…
ジャズがある程度弾けるようになってくると、必ずどこかで次の二択を選ばなくてはならない瞬間が訪れます。 ソロを弾き始めて2~3コーラス目、ここから新しい展開が欲しいという場面で、
ここ最近、横浜ギター教室の生徒さんから僕が組んでいるオーディオの音を聴かせて欲しいと言われて何度か聴かせたことがあります。 すると皆呆然としてしまいました。 それぞれが普段聴いている音とあまりにも違うからです。 といっても僕が使っているものは…
僕が長年研究してきた楽器のための身体操作、特にここ4年で発見した腕や指の使い方が、最近横浜ギター教室を介してギター以外の楽器奏者にも広がっています。 今のところベースのフィンガーピッキング、ドラムのスティックコントロール、ヴァイオリンのボウ…
よく「本物に触れて感性を磨き云々」と言われます。 僕もずっと音楽をやってきたり、文学を読んで来たので、それを盲目的に信じ、本物と言われるものにできるだけ触れようとしてきました。 で、その都度だいたいがっかりしてきました。 例えば本物のモナリザ…
横浜ギター教室にて、作曲やアレンジなどをやりたい人にはとにかくいろんな音楽を聴きなさいとアドバイスしています。 その際、今の音楽よりも古いものから聴いていった方が効率的です。 なぜかというと、古い音楽は既に歴史の評価を受けているからです。 例…
音楽にしろ何にしろ、人の役に立つことをコツコツやっていれば、だいたい結果はついてきます。 もちろんすぐに出ることはまれですが、時間をかければ必ずといっていいほど結果はついてくるものです。 個人的にはギターレッスンや教則本がそうです。 自己主張…
80年代に一世を風靡したロックバンドモトリー・クルーのドキュメンタリー。 ロックにいわゆるSex, Drug, Rock&Rollというイメージ を植え付けたバンド。
僕はどちらかというと弦高はぎりぎりまで下げて弾く派でした。 その方がフレットと弦の距離が短くなるので絶対に弾きやすいからです。 しかし、最近はちょっと高めでもいいかなと思うようになりました。 なぜかというと、弦高が低いとちょっとでもネックが反…
Blue Mitchellのファンクアルバム「Many Shades Of Blue」をあんまり期待せず聴いてみたら、お! と思えるほどかっこよかったです。 メニー・シェイズ・オブ・ブルー アーティスト: ブルー・ミッチェル 出版社/メーカー: SOLID/MAINSTREAM 発売日: 2017/12/0…
ジャズにおいて意志の伝達が重要であることは以前書きました。これをもう少し具体的に解説します。 例えば自分のソロを終えるとき、『はい、ソロ終わったよ、誰か次弾いてね』という意志を伝達しなければなりません。
即興で行うジャズの演奏には「意思の伝達」が必要不可欠となります。 例えば、イントロを出し、『はい、ここから入ってください』という意思の伝達、『今から自分がソロを弾きますよ』という意思の伝達、『ここ、盛り上げたいのでよろしく』という意思の伝達…
ジャズという世界には独特の対立構造が存在します。 ざっくり言えば、コア層とライト層の対立です。 ファンでもミュージシャンでもコア層はライト層を蔑み、ライト層はコア層を軽蔑しています。 さて、これを数値化してみましょう。
ジャズのライブで客を呼びたい、ジャズのお店にもっと客が来てほしい、ジャズのイベントを成功させたい、ジャズについて書いた文章をもっと読んでもらいたいなどなど、ジャズで何かをはじめようとする人は今でも少なからずいます。 ではそういった場合、どの…
いじる・いじられるという関係性はどこにでもあります。 何度か書いていますが、僕は長いこといじられる側の人間で、嫌な思いをたくさんしてきました。 といっても潰れてしまうほどでもなく、いじってくるやつはほっといて、あるいはそこから逃げて自分が正…
アドリブがある程度出来るようになってくると必ず、休符をどう入れるかが課題となってきます。 単純に休符が全然無いというケースや、休符はあるけど効果的に活用できていない、などなど。
アドリブがある程度できるようになってくると、次のような症状が必ず出てきます。 中級者のアドリブは、それらを克服することが課題となります。
例えばC△7からA7に行くとします。 このとき、俯瞰できていない人はC△7を弾いているときはC△7しか見えていません。 そしてA7に入った瞬間、あるいはちょっと遅れてからA7を認識すると思います。
アドリブがある程度できるようになってき、コードトーンも的確に使えるようになってくると、じゃあそろそろ小節をまたいでみよう、コードとコードの境目を崩していこう、となります。 しかし、これがなかなかできません。 なぜなら、初心者から中級者は”今“…
関西ジャニがやっている「関ジャム」という音楽番組があります。 これが本当に素晴らしくていつも関心しています。 内容は単なる歌番組やセッション番組ではなく、また、しょーもないバラエティでもなく、毎回テーマに沿ったミュージシャンのゲストが出てき…
久々にジャズの文献を読んで改めて感じたことは、ジャズという音楽には最初から”拒絶”の意志が含まれているという点です。 特にビバップ以降、ジャズは”拒絶”の意志と共に発展してきたといえるでしょう。 こんにち、ジャズが「とっつきにくい」「なんか怖い…
僕はジャズをはじめてから20年ぐらい、「マイルス・デイビス自叙伝」以外ほとんどジャズの文献を読んだことがありませんでした。 で、最近なぜかそういうのも読んでおくかという気になり、とりあえず日本人のジャズ評論家の文献を読んでみたのですが、 主…
実は僕、ライブの「一体感」というやつが苦手、というか嫌いです。 みんなで合いの手を入れたり、かけ声をかけあったり、同じ動きをしたりするのがどうも気持ち悪くて引いてしまいます。 昔からそうでした。
僕の体験から言えることですが、アーティスト志望の人は20代で色々やっておき、30代に入ったらそれらをゆっくり整理していって、最終的に身の丈にあった活動におさめておくと色々楽になるのではないかと思います。 僕自身が完全にそのパターンを踏襲して…
以前、歌が響いてこないことについて書きました。 k-yahata.hatenablog.com では、それが何故わかるのか? どうやったら分かるようになるのか、誰にでも分かるものなのかを解説します。 まず、こうしたことは音楽的素養にかかわらず誰でもわかります。 例え…
この歌ってどういう歌? 教室に時折歌手の人が来られます。 歌を歌ってもらうと、大抵こちらに届かない、響かないので、そう感じると僕は必ず「この歌ってどういう歌ですか?」と質問します。 するとほぼ100%「え?……」と固まってしまい、答えが返ってき…
ジャズというとⅡーⅤと言われますが、ビバップをよくよく聞き込むと、実はそうでもないことがわかります。 ⅡーⅤなのにシンプルなメロディを弾いていたり、教科書みたいにⅡーⅤーⅠときっちり弾ききっていなかったり、あるいは完全に無視していたり……。 そして、聴い…
速弾きをやっている人で、ピッキングのスピードは段階的にしか上がっていかないと思っている人は多いと思います。 しかし実はそうでもありません。 フォームや練習方法、タイムのとらえ方などを正していくと、いきなりボンっとピッキングのスピードが上がる…