八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

ギター

テレキャスターはひたすらソフトピッキングすればいい音が出る

先日横浜ギター教室にて、生徒さんの70年代のテレキャスを弾かせてもらいました。 テレキャスは久々だったので、あれこれとピッキングを試していると、ひたすらソフトに弾く方がいい音がするとわかりました。 ストラトのように芯のある音を出そうとすると…

Fender USAを買ったことでギターの細かな調整ができるようになった

最近横浜ギター教室の生徒さんからギターの鑑定というか、今自分のギターがどういう状態なのか、音はいいのか悪いのか、直すところはあるのかなど教えてくださいという依頼が増えてきました。 で、弾いてみてあーだこーだと説明し、その場でいじれるところは…

セブンティセブンギター アルバトロスを弾いてみた

先日、横浜ギター教室の生徒さんが持ってきたSeventy Seven GuitarsのALBATROSS-DX(アルバトロス)を弾いてみました。 こちらのギターです。 ALBATROSS-DX | 株式会社ディバイザー 一度ボディ全体をくり抜き、その後センターブロックを配置させたギターだそ…

ギターの材質やピックアップの音の違いをどうやって聞き分けるのか?

先日、横浜ギター教室の生徒さんからこういった質問がありました。 ギターにはボディ、ネック、指板、ピックアップなど様々なパーツや材質が使われており、それらが総合的に干渉しあってサウンドを出している。それなのに「このボディ材の音が…」とか「この…

ES-335(ヴィンテージ)を弾いてみた

横浜ギター教室のレッスンにて、生徒さんがお持ちのヴィンテージGIBSON ES-335を弾かせてもらいました。 以前ヴィンテージのストラトを弾いたときも感じたことですが、ヴィンテージギターは基本、弾き手がかなり頑張らないといい音しません。 GIBSON ES-335…

フェンダージャパン(Fender Japan)のストラトを買ったらやっておきたいこと

Fender Japanのストラトを買ったら同時にやっておいた方がいいことをお教えします。 といっても年代にもよるし問題ない場合は無視してください。

Van Zandt(ヴァンザント)のストラトを弾いたらすごくよかった

今日横浜ギター教室の生徒さん所有のVan Zandt(ヴァンザント)を弾かせてもらったらかなり好みで終わってから胸がざわざわしてきています。 僕はギターもアンプも音が暴れるのが好きなのですが、今日弾いたのはまさにそんな感じでずっとペンタとかトライア…

ギターのフレットの高さとメリット

ふと思い立って、フレットの高さが違う2本のギターで同じフレーズを弾き比べてみました。 普段めんどくさいのであんまりそういったことはしないのですが。 で、改めてフレットが高い方が弾きやすいと感じました。 まあこれは通説として言われていることなの…

ヴィンテージギターは”経年変化”ではない 新品のギターが50年後にヴィンテージになることはまずない

先日も書きましたが、最近になってやっとヴィンテージギターのことがわかってきました。 弾いてみて一番納得したのは、ヴィンテージは経年変化ではないということです。 確かに、ヴィンテージといえども最初は現行の新品でした。 で、それが50年経ってウン…

ヴィンテージの良さは20年ぐらいギターを弾いてからでないとわからない

ヴィンテージギターに関してはいろんな意見がありますが、確実に言えそうなことは、20年ぐらいはギターを弾かないとわからんということです。 まずは自分の腕。 上手いかどうかではなく、自分が弾いたときにギターからどんな音が出るのかという経験を20…

ダンカンストラトについて

既に手放したセイモア・ダンカンのストラト(seymour duncan stratocaster)について、フェンダーとの違いを書いておきます。 既に生産終了している楽器ですが、未だに根強い人気があるので、狙っている人もいるでしょう。 よかったら参考にしてみてください…

Fender USAとFender Japanの違い

現在手元に、フェンダーUSA(Fender USA AM VIN 56)とジャパン(Fender Japan ST-62TX)のストラトがあります。 この2つの違いが非常に面白いです。 右がジャパン、左がUSA。 ジャパンの方は、誰でも弾きやすいように工夫されており、サウンドも最初からい…

Fender USA American Vintage Stratocaster '56(ヴィンスト)を入手しました

先日、長年愛用してきたダンカンのストラトを売りに出し、フェンダーUSAのストラトを購入しました。 ボディはアルダーです。 前回に続き、今回もまた試奏せずネットでポチ。 結果的にはほぼ100%イメージ通りで何の問題もありませんでした。 このギターも、め…

ギターの掃除と弦高調節、オクターブチューニング 僕はこうやってます

昨日はわりと時間があったのでストラトの大掃除をしました。 弦も錆びていたので。 初心者の方は何をどうしたらいいのか分からないかもしれないので、僕のやり方を書いておきます。 まあ、これが正しいのかどうかは知りませんが、ひとつの例として参考にして…

ギターの弦は本番直前に張り替えるべきか?

昔から不思議だったのが、本番直前に必ず弦を張り替える人。 ライブハウス時代はリハ前に客席とかでクルクルやってるギターの人をよく見たし、レコーディング直前に張り替えて必ず新しい弦で録音するって人も多くいます。 それって何のためにやってるんでし…

歌ものをやるギタリストはアッシュボディのギターを持っとくといいかもしれない

ストラトでよく使われるボディ材はアルダーとアッシュです。 で、今回は材質とジャンルについて私見を述べておきます。 個人的に、アッシュのストラトはポップス系の歌もののオケに合うと思います。 アルダーほど歪みがブリンブリンいわないし、ギター的な自…

練習用のギターに、試しに008~36弦を張ってみよう! 

僕は少し前から、08~36の弦を使っています。 最初は試しにやってみようということで一本だけ張ってみたんですが、すぐやみつきになり、ストラト全部を08にしました。 結局、一本だけどうしても08では合わないのがあり、それだけ09にして、自分用…

ストラトを買いました

「ストラトもう1本欲しいなあ」とぼやいていたら、たまたまフェイスブックで「売ります」というのを発見し、数度のやりとりの後即購入しました。 こちらです、

Fender Japan ST-62 TX購入後半年経過した時点でのレビュー

2015年6月にシンラインを売って購入したこちら。生まれてはじめて、実物を弾かずにネット情報だけでポチりました。 普段そういうことは一切しないんですが、これはなぜか「はよせな」という気持ちが強く、勢いで購入。

イングヴェイモデルは弾きにくい

先日、楽器店でフェンダーUSAのイングヴェイモデルを弾いてきました。 お目当てはスキャロップ指板です(指板がえぐれてるやつ)。

フェンダージャパン ST62-TX 2ヶ月目

フェンジャ ST62-TXレビュー 以前購入したフェンダージャパンのST62-TX。 1ヶ月半ほど使っていると、音が少し変化してきました。

Fender Japan ST62-TX レビュー

フェンダージャパンのストラト、ST62-TXを購入したので軽くレビューしておきます。 今回は人生初、現物を弾かずにネットでギターをポチしました。 まあ、価格帯と欲しい音、色などを総合するとこれしかないって感じだったのと、だいたいサウンドも想像できた…

ギターの音抜けについて 「抜けがいい」とはサウンドではなく「状態」である

電子書籍にも書いたことですが、ギターの「抜け」について再度僕の考えを述べておきます。 抜ける楽器はない よくギターの売り文句で「最高の抜け!」とか「これほど抜けのいいギターはそうそうありません」みたいなのがあります。 これは、楽器それ自体が「…

フェンダー 79年製ストラト

今日は生徒さんがお持ちの79年製ストラトを弾かせていただきました。わりと現行のモデルに近い感じで、音もそんなに癖がなく、いいギターでした。 低音弦に甘みがある印象で、ポップスに向いている感じでしたね。

エレキギターの生音ほどどうでもいいものはない

時々、エレキギターの生音について、あーだこーだといった意見を聞きます。 やれ生音が大きいだとか、鳴っているだとか。 冷静に考えてほしいのですが、エレキギターを本番で生音で弾くことは一切ないし、生音で録音することもないのです。