ヴィンテージギターに関してはいろんな意見がありますが、確実に言えそうなことは、20年ぐらいはギターを弾かないとわからんということです。
まずは自分の腕。
上手いかどうかではなく、自分が弾いたときにギターからどんな音が出るのかという経験を20年ぐらい積む。
さらにいろんなバンドで、いろんな状況でギターを弾き、音がどうなるのかを知る。
それをやっておかないとヴィンテージの価値や音の違いはたぶんわかりません。
ちなみに僕は2018年でギター歴25年ぐらいになりますが、ようやく最近ヴィンテージの違いが分かってきました。
では何が違うのかというと、これが言葉では説明できないし、正直その違いがなかったとしても困るわけではありません。
だから人にすすめるものでもないし、現行のギターを否定する気にもなれません。
でも確実に違うんです。
究極のところ「空気が変わる」という感じです。
そして、その空気の中にしかない音楽の成分があるのです。
これはもはや説明不可能でしょう。
追記:ヴィンテージのなにがいいかを説明できるようになりました。
わかりやすいところで言うと、レニー・クラヴィッツの音がそれです(ヴィンテージ機材の持つ空気感を意識的に再現したという意味で)。

- アーティスト: レニー・クラヴィッツ,ジェリー・デボー,B.クミングス,J.ケイル,G.ピーターソン,R.バッチャン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/10/18
- メディア: CD
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ヴィンテージが気になってる人は、とりあえず20年ぐらいは我慢しておきましょう。
弾く機会があればぜひ弾いてみるべきでしょうが、そこで結論を出すべきではありません。
また、ヴィンテージが手元にある人は絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に売らずに取っておきましょう。
いずれその価値がわかる日が来ると思います。
僕が好きなヴィンテージギター動画です。