昔から不思議だったのが、本番直前に必ず弦を張り替える人。
ライブハウス時代はリハ前に客席とかでクルクルやってるギターの人をよく見たし、レコーディング直前に張り替えて必ず新しい弦で録音するって人も多くいます。
それって何のためにやってるんでしょうか?
恐らく、いい音のため、あるいは本番で弦を切らないためでしょう。
あるいはなんとなく先輩がそうしてるからマネしてるだけかもしれません。
では新品のまっさらな弦って本当にいい音なんでしょうか?
新品なら本当に弦は切れないんでしょうか?
以下は個人的意見です。
まず、僕は新品の弦をいい音だとは思いません。
あれは新品の弦の音です。
確かに、シャラーン、キラーンとしてますが、新らしい弦張ったらだいたいあんな音が加わりますよね。
そして、3日ぐらいしたらあのシャラーンは消えます。
そこが本来の音なんじゃないかと。
だから本番こそ本来の音でやっておかないと感覚がつかめないし、自分の音もつくれないんじゃないかと思います。
それから、僕は新品の弦の方が切りやすいと思います。
といっても僕は人生で弦を切った記憶がないので、経験からいっているわけではありません。
ただ、新品の弦の方が明らかに硬く感じ、3日ぐらいすると柔らかくなってくる実感がいつもあるので。
恐らく、新品の弦ではまだ遊びがあり、しばらく弾いているとそれがこなれてくるのでしょう。
そちらの方が耐久性やしなやかさがあると思うのですが…
ということで、本番(ライブ、レコーディング)直前に弦を替えるという人は、それを3日前ぐらいにしてみてはどうでしょうか?
新品特有の音も落ち着き、弦もこなれてきたところで本番に臨む方がいいと僕は思います。
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