昨日はわりと時間があったのでストラトの大掃除をしました。
弦も錆びていたので。
初心者の方は何をどうしたらいいのか分からないかもしれないので、僕のやり方を書いておきます。
まあ、これが正しいのかどうかは知りませんが、ひとつの例として参考にしてください。
まず弦を外し、ネックもボディから外し(外せないものはそのまま)、ブリッジのサドルも外します。
取り外したサドルは順番に並べましょう。
いきなり弦を外すとネックへの負担が…という説もありますが、あんま関係ないと僕は思います。
クロスで丁寧に汚れを拭いてやりましょう。
ちょっといいやつを買っておくと長く使えますが、なんでもいいです。
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / SP-P-10 Polish Cloth FERNANDES ( フェルナンデス ) / WCS Polishing Cloth 625S
フレットの溝やブリッジ、サドルなどに埃がたまっているはずなので、丁寧に磨きます。
ちなみに僕はから拭き派です。
拭き掃除が終わったらネックを調節しましょう。
分からない人はYOUTUBEなどで検索。
トラスロッドは回しすぎないようにしましょう。
ネックを見終わったらまたボディに付けます。
サドルも再度とりつけます。
サドルは必ず元ついていた位置に戻しましょう。
1弦についていたなら1弦に。
ただし、今は縦の位置(ネジをどれぐらい回しておくか)は適当でいいです。
弦を張ります。
最後に一番めんどくさいこれ。これをやらない(できない)人が多いみたいです。
僕は両方をやりながらバランスを取っていきます。
ポイントは、一工程ごとにチューニングを合わせることです。
例えば1弦のオクターブがずれているとしましょう。
サドルを適切な方向に動かします。
すると必ずチューニングがずれます。
もう一度チューニングを合わて再度オクターブを確認。
全ての弦でそうします。
一旦オクターブチューニングができたら弦高を合わせていきます。
僕は、まず下げたいだけ下げて、そこでチューニングを合わせたら、ローフレットとハイフレットをざっと弾いていきます。
そこで音が詰まっていれば若干上げます。
またチューニングを直し、同じように弾いてみます。
ここで問題なければ、今度はチョーキングテストをします。
各弦ランダムにチョーキングしてみて、詰まる場合はもう少し弦高を上げます。
少し上げたらまたチューニングし、またチョーキング。
これを何度もやって、チョーキングしても詰まらないぎりぎりの弦高を探ります。
満足がいったら、全ての弦をチューニングしなおし、再度オクターブチューニングをして終了です。
書いてるだけでめんどくさいですが、これだけやっておくとかなりコンディションよくなりますよ。
たぶん、年3回ぐらいはやるべきでしょうが、僕はずぼらなので1回です。
自分でやったことないという人は、この年末に一度チャレンジしてみてください。