八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

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ジャズに人が集まらない理由 11 審査員みたいな客が怖い


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今回はプレイヤー目線の内容です。
過去記事にワナワナ来ていたミュージシャンの方は一息ついてくださいw

 

小さいクラブなどでは必ず、お目当ての楽器奏者の真ん前にかぶりついて、まったくノリもせず、審査員のようにじーっとプレイを観察している人がいます。
あれ、はっきりいって怖いです。
実は僕も、客として知り合いのライブでこういう行動を取っていたことがあります。
だから、こういった方の気持ちも分かるんです。
彼ら(と僕)は、一言でいうと、研究熱心なんです。
だから、ライブを楽しむよりもついそっち主体になってしまうんでしょう。

 

『金払ってるんだし、ライブの邪魔はしてないんだから、どこに座ってどう観ようとこっちの勝手だろ?』という意見もあると思います。
まあ、確かにそうですし、こういった審査員みたいなお客さんに面と向かって注意するプレイヤーはいないと思います。
が、相当やりにくくは感じているはずです。

ライブは生ものですし、お客さんと一緒に作っていくものです。
もちろん、重たいお客さんでもプレイヤーが乗せていかないといけないのですが、やる側も生身の人間ですから、目の前に陣取ってピクリとも動かず、プレイをじーっと審査しているような人がいると、だんだん心が折れそうになってきます。
実際に、以前ソロギターをやっていたとき、僕の真ん前でずーっと仏頂面で観ていた人がいて、本当にしんどかったですw

 

 

また、こういった審査員みたいな方が多いと、普通に楽しみたいお客さんも何だか自分たちの方が場違いな気がしてきます。
初心者の方は、もしかしたら「ジャズのライブは乗ったらダメなのかな?」と勘違いしてしまうかもしれません。

審査員の多いライブは、得てして空気が重たいものです。
そういった場を楽しめる人がどれだけいるでしょうか?
また、プレイヤーの中には、こういったお客さんに辟易して演奏をやめた方もいるかもしれません。
個人的には、「まあそういう人もいるよね」程度にしか思ってませんでしたが。
いくらお金を払って来ている客だといっても、やっぱりライブにはちょっとは貢献するべきではないでしょうか?

別に、掛け声をかけたり踊ったりする必要はありません。
音楽に乗ってほんのちょっとだけ体を揺らしたり、足踏みしたり……それだけでいいんです。
たったそれだけで、プレイヤーは「よし、乗ってくれてるな」と安心して本領を発揮できるものです。
どうせ観るんなら、プレイヤーには120%の力を出してもらう方がいいですよね?
研究も結構ですが、今は動画でもいろんな演奏が観られるし、SNSで直接本人に訊くことも可能です。
ライブでは研究心を押さえて、ほんのちょっとだけ演奏に貢献してあげてください。

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