LINE6 HELIX RACKを買ってからローランドのBlues Cubeを売り、モニタースピーカーから音を出していたのですが、ここへ来てちょっと不満が出てきました。
以下、その不満点と改めてギターアンプを買った経緯を書いておきます。
モニターからずっと音を出していると特に不満はないのですが、時々ギターアンプ直で音を出してみると、全然安いアンプなのに「これこれ!」という気持ちよさを感じて、そこからモニターに戻ると不満を感じるようになってしまいました。
ギターとモデリングアンプの組み合わせによっては何の問題もなかったりもしますが。
僕が使っていたモニタースピーカーはレコーディングなどで使う左右ペアのものです。
買った後から、完全ギターアンプ用ならステージ用の一発でよかったなと若干後悔してはいました。
まあそれは忘れてモニターを設置したんですが、部屋の構造上ややいびつな置き方を余儀なくされます。
その結果、センターが上手く出せない状態で使うことになってしまいました。
定位置でギターを弾くと片方のスピーカーだけが鳴っているように聞こえてしまいます。
それはそれでしゃーないと諦めていましたが、やはりずっと使っているとストレスになってきます。
恐らく張りが足りないと感じるのもセンターが出せていないからでしょう。
モニタースピーカーならではの問題です。
僕は自分のギターや生徒さんのギターの調整をよくやるのですが、モデリングアンプ→モニターだとちょっとその感が狂う感じがします。
最後の詰めの一手に迷う感じです。
どうしても『このアタックは実機だったらどうだろう?』と考え、最終決定ができない感じがします。
ギターレッスンではそうしたギターの調整や、生徒さんの持っているエフェクター・マルチの音作りなども行っています。
その際リファレンス的なアンプから音を出して調整する必要があると改めて分かりました。
そんなことを考えていた折、ちょうどフェンダージャパンが壊れ、
これが意外に上手いこと売れたので、その売り上げでアンプを購入することにしました。
ギターアンプならまずセンターはほっといても出ます。
そしてモニタースピーカーよりも間違いなく張りがあります。
あとはHELIXで作った音を出力するので癖がないこと。
できればRETURN端子があること。
そして大きすぎないこと。
できればリファレンス的な機材であること。
これらを総合すると、ローランドJC-22しかないという結論になりました。
実はこのJC-22、以前も買おうかどうか迷っていました。
ただ、個人的にこの外観とかイメージが好きではなかったのでスルーしましたが、考えれば考えるほど僕の教室にドンピシャなアンプなんですよねえ……。
サイズ感といい、それでいてRETURN端子付属という便利さといい、リファレンス感といい、もうこれしかない気がします。
外観はまあアレですが、使っていけば風景に溶け込んでくれるでしょう。
あと地味に上面にスイッチがないところもいいですね。
上に何か置けるので便利です。
アンプはさっき到着したばかりなのでレビューは後ほど。
音作りも全部やり直さないといけないのでめんどくさいですが、それも含めてまた詳しく書きます。