では最後に、今まで紹介したメーカー以外で初心者にいいと思うアンプをご紹介します。
それぞれ機能は違うので、購入はよく調べてから自己判断でお願いします。
初心者用アンプの定番です。
この価格でクリーン、クランチ(軽い歪み)、リード(強い歪み)と3チャンネルあり、イコライザーやエフェクターまで付いてくるお得なアンプです。
YAMAHA THRのようなスタイリッシュさはありませんが、コスパはかなり高いです。
メーカーサイト
Roland - CUBE-10GX | Guitar Amplifier
こちらもローランド社の製品(某ホストとは関係ありません…)。
クリーンしか出ないので歪ませるためにはエフェクターが必要となります。
その分ややレベルの高いアンプと言えます。
なぜこれを勧めるかというと、ローランドのJCシリーズは全国のスタジオ、ライブハウスの定番だからです。
スタジオでリハをする、ライブをするといったとき、ほぼ間違いなくこのアンプを使うことになるでしょう。
だから自宅でも使っておくとサウンドのシミュレーションになるので重宝します。
あと、このJCシリーズはエフェクター乗りがすごくいいので、将来エフェクターをいっぱい使いたい人にも使い勝手のいいアンプになります。
一昔前はJC-120という一番でかいのしかなかったのですが、今は家庭用にサイズダウンしたJC-22があるので自宅でも使えます。
ギターにかなり本気で、かつそこそこ資金のある人向けのアンプと言えるでしょう。
メーカーサイト
Roland - JC-22 | Jazz Chorus Guitar Amplifier
60年代から存在するイギリス発老舗アンプメーカー。
特徴的なサウンドは世界中のギタリストに愛されています。
どちらかというとクラシックロック寄りのアンプで、そういった嗜好がある人にはちょうどいいと思います。
好みは分かれると思うので、できれば購入前にサウンドをしっかりチェックすることをおすすめします。
老舗アンプにはめずらしくチューナーが内蔵されているのがありがたい。
メーカーサイト
ギターもそうですが、アンプも最終的には日常的に使ってみないと良し悪しが分かりません。
また、他社の製品とも比較しないと見えてこない部分もあります。
ギターを続けていればどうせアンプを何度も買い換えることになるので、最初は失敗するつもりで買ってみましょう。
毎日使っているといずれ「もっとこういう音が欲しい」「この機能があったらよかったのに」と見えてくる部分があります。
それらを次回にフィードバックすれば、より自分に合ったアンプ選びができるようになります。