先日の記事の続き。
この本の中に、スピーカーのセッティングのやり方が書いてあります。
といっても書き方はわりとぼんやりというか、「だいたいこんな感じです」程度なのですが、僕に合っていたのか、ここにある通りにセッティングを進めていくと驚くほど音場の広がりが出せるようになりました。
改めてCambridge Audio SX-50のポテンシャルを確認できました。
これ、追い込んだら本当に凄いですよ。
ちゃんと自分の周りに物理的な音場ができ、音に包まれるようなリスニングができます。
音質ももちろん個性や味付けはあるんでしょうが、定位や奥行きはモニタースピーカー並に出してくれると思います。
以前「正面向けておいたらそれでいい音になる」と書きましたが、そう勘違いした理由は、ここまでのポテンシャルがあると知らなかったからでしょう。
正面に向けただけでもかなりいいバランスで鳴ってくれたので、「あ、このスピーカーは最初からバランス取れてるんだ、角度とかあれこれ調整しないでもこんないい音出してくれるんだ」と早合点してしまったようです。
あと、追い込むのめんどくさいし。
今回も2日に分けて、トータル4時間ほどかかりましたからねえ…
しかし改めてスピーカーはしっかりチューニングして使わないと本当のポテンシャルが分からないと痛感しました。
このブログからSX-50がちょいちょい売れているので、もし買ったという人がいたら、しっかりチューニングしてみてください。
驚くほど豊かな音場が形成されます。
ちなみに、上記の本にはざっくりとした手順だけが書いてあり、「答え」みたいなものはありません。