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「プロは何があっても舞台に立つべき」というプロ論について


八幡謙介ギター教室in横浜

「悲しいことがあっても、親が死んでもプロなら舞台に立つべき」というプロ論があります。

これについて僕の考えは、

 

別に、その人次第じゃね?

 

です。

 

まあ、アーティストや芸人、役者などは基本換えが効かないし、ファンもその人を観にきているので、基本はいろいろあっても無理してでも舞台には立つべきだと思います。

でも一方で、プロの会社員や自営業の人は真っ当な理由があれば仕事休めますよね?

アーティストや役者よりは比較的替えが効くことが多いとは思いますが、「サラリーマンの仕事だから誰でもできる」と考えるのはさすがに失礼でしょう。

どんな仕事も、基本的にはその人じゃないといけない部分が多いと思います。

また、会社勤めの人の親が亡くなったら、さすがにまともな会社なら休ませてくれるでしょう。

有名ラーメン店に遠方からわざわざ食べに来て、「店主の身内に不幸があったため本日休業します」と張り紙がしてあったとき、「プロなら何があっても美味いラーメン作れ」と言う人はいないでしょう。

でもアーティストや役者は、親が死んでも舞台に立つのが「あたりまえ」だそうです。

ここが解せません。

さすがに当たり前ではないだろうと。

 

ファンの人にとってそのライブや舞台が一生に一度かもしれないのと同じで、演者にとってもその日その瞬間(親が死んだ、子供が生まれる等)が一生に一度、ラストチャンス……と考えたらさすがに「それでも舞台に立て、それがプロだ」とは言えなくなります。

あとはもう本人が決めることでしょう。

それでも舞台に立つという人は立てばいいし、どうしても無理だったらその1回はキャンセルしてもいいのではないかと。

あと、会社員や自営業の人で「プロなら親が死んでも舞台に立て」派の人は、自分の親が死んでもちゃんと仕事してくださいね。

あなたたちもプロなんですから。