以前購入したLINE6 HELIX、基本的に今も満足して使っていますが、いくつか気になる点が。
音が前に出すぎる問題はEarly Reflectionsの設定で解決しました。
その後、一番の不満と言ってもいいマーシャル系アンプをどうにか使えるものにできないかとあれこれ試してみました。
HELIXにはマーシャル系のアンプがけっこう入っているんですが、はっきりいってどれもローが強すぎてモコモコし、使えたものではありません。
アンプのローを0にしてもやはりローの強さは変わりません。
エフェクトやキャビネット、マイクの設定などをあれこれ模索してもやっぱり同じ。
めんどくさくなってずっと放置していたのですが、そういえばイコライザーを使ってなかったなと思い、試してみました。
いろいろある中で、一番使いやすそうな10 Band Graphicというのを選び、とりあえずローから調整。
結果、ひとまずこんな感じに落ち着きました。
ちなみに、アンプはBrit J45 Nrmです。
設定はこんな感じ。
イコライザーは31.25Hzと62.5Hzを全部下げ。
そこから500Hzまでは基本下げる方向で調節しました。
これでどうにかモコモコが解消されました。
そうするとちょっとキャラクターが弱くなるのでミッドからハイを調整。
やっと使える音になってくれました。
ちなみに僕はEQをアンプの後にかましていますが、場所を変えても効果が変わるかもしれませんね。
その辺はまた試してみます。
それにしても、天下のLINE6がなぜマーシャル系だけこんなモコモコの使えない音にモデリングしたのでしょうか?
謎です。
フェンダー系なんて惚れ惚れするほど素晴らしい音なのに……
SUPROもそのまま使えます。
そういえば他社のアンプシミュレーターもマーシャル系はあんまりいい音を聴いたことがなかった気が……
モデリングではどうしても再現できない音なんでしょうかね……
それはそれで格好いいなとも思いますが。
ちなみに、HELIXは昨年からの円安で値上がりし、さらに半導体不足で品薄だとか。
購入を考えている人はもう少し待った方がいいかもしれませんね。
今年下半期ぐらいには値下がりしてくるかもしれません。
Line 6 ( ライン6 ) / Helix Rack Line 6 ( ライン6 ) / Helix LT マルチエフェクター アンプシミュレーター