八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

関西でMVを撮ろうとした生徒さんが京都の洗礼を受けた話


八幡謙介ギター教室in横浜

僕の生徒さんが京都大阪でMVを撮影するのでどこかいいところありませんかと訊いてきたので、知ってることを教えておきました。

その際、「京都は許可取るのかなり大変やで。覚悟しといた方がいいよ」とも言っておきました。

さて、その後ロケハンと許可取りを終えてまた教室に来られた生徒さんが苦笑いしながら「先生……京都のお店に許可取りの電話をしたら『京都の人ですか?』って言われて、『違います』と言ったら普通に断られました」と。

しかも複数電話して全部同じ対応だったとか。

はい、これが京都ですwww

ちなみに、京都の人間ですと言うと間違いなく『どちらにお住まいですか?』と返ってくるでしょう。

洛中なら間違いなくOKが出ます。

京都市在住でギリ、京都市外ならたぶんアウトでしょうね。

京都生まれの僕からすれば「だろうね~w」と変に納得してしまいますが、関東の人には不思議な文化でしょうね。

こうした排外主義は今でも京都に根強く残っています。

なんで?と訊かれてもたぶん誰にも分かりません。

それが京都だからです。

京都で何かしたい人は京都人とのつながりを先に作っておきましょう。

 

 

京都独特の出生地主義みたいなのもいまだにありますね。

例えば僕が育ったのは滋賀ですが、生まれたのは京都の洛中で、本籍は今でもそっちになっています。

もちろんいちいち本籍なんて人に言わないので、周りからは滋賀の人間として扱われていました。

一時仲良くしていた京都人からは、滋賀ということでいつもマウントを取られていました。

ちなみにその人は生まれも育ちも京都市ですが、ちょっと郊外の離れたところです。

で、あるとき僕が生まれは洛中だと言うと、それ以来一切生まれ育ちでマウントを取ってこなくなりました。

洛中を出されると負けるからですw

 

こんな話は掃いて捨てるほどありますよ。

ネットの京都ネタもよく見ますがだいたい8割ぐらいは本当です。

有名な「ピアノ上手にならはりましたなー(ピアノがうるさいんだよ)」も、なんでこれが分からないんだろう?と逆に京都人は不思議に思っているぐらいです。

リアルな会話はもっと微妙でいやらしい言い方しますから。

またいずれそういったのも書いてみたいと思います。

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