ギターの弦にはいくつかの種類やゲージ(太さ)があります。
アコギ用、エレキ用などの違いは分かるとして、ではエレキ用ではどんな種類のどのゲージの弦を張ればいいのか?
簡単にご説明します。
エレキギター用の弦で最もオーソドックスなゲージは0.009~0.042です。
表記はまちまちで、09とか9と書かれてある場合もあります。
これを日本では「ゼロキュー」と呼びます。
他にも08や10、11などがあります。
ざっと違いを書いておくと、
08
めちゃくちゃ細い。脱力できる人やそもそも力が弱い人におすすめ。
09
エレキギター弦の標準。こだわりがなければ09でOK。
10
やや太い。チョーキングがし辛く感じる。
11
めっちゃ太い。フルアコでジャズをやるのに向いてる。
11以上もありますが、弾き辛いし、ネックへの負担も強くなるし、使う意味が分かりません。
どれがいいか分からない人はとりあえず09ゲージにしておきましょう。
おすすめはこちら。
エレキギターの弦には、
ニッケル
スティール
コーティング
の3種類があります。
ただ、スティール弦は普通あんまり使いません。
ニッケルとコーティングの違いは、
ニッケル
比較的安い。やや錆びやすい。
コーティング
比較的高い。錆びにくく、弦の質が長持ちする。
コーティング弦ではELIXIRが有名です。
僕も一度ELIXIRを使ってみましたが、あんまり好みではなかったのでErnie Ballに戻しました。
手汗をよくかく人はERIXIRを使った方が長期的に見て弦代が安くなるかもしれません。
最後に、ある年代以上の人は「ギターは太い弦で弾くものだ」と口癖のように言いますが、これは古い考え方です。
昔は太い弦しかなかったのと、その太い弦を力ずくで弾くのが格好いいという幻想を持っているだけです。
あと、太い弦の方が音がいいという人もたまにいますが、これも嘘です。
実際にためしましたが、弦を太くすると本質的に音がよくなるということはありません。
弾き方次第です。
ただ、ギターとの相性でどうしても08だと合わないとか、ニッケル弦だといい音しないということはあるかもしれません。
といっても初心者用のエントリーギターではそこまで気にすることはありません。
とりあえず09ゲージでニッケルとコーティングを試してみて、気に入った方を使っていきましょう。