念願のギターを買い、毎日弾いているとどこかで弦が限界を迎えます。
錆びだらけになったり、チューニングが合わなくなったら交換が必要です。
しかし、初心者の方からすれば弦交換なんてやったことないし、変なことをしてギターを壊したらどうしよう?と不安になってしまいますよね。
確かに気持ちは分かりますが、弦交換のたびに楽器屋に持っていくのは面倒だし、手数料がかかることもあります。
ですから、最初は不安でも弦交換ぐらいは自分でできるようになっておくべきでしょう。
ではどうやって弦を交換すればいいのか?
ギターの構造によって若干違ってきます。
例えばストラトなら「ストラト 弦交換」などでYoutube検索し、動画を探してみましょう。
ブリッジがフロイドローズの場合、「フロイドローズ 弦交換」などで検索すると出てきます。
動画より直接見て学びたいという場合は楽器店に言って弦交換をお願いし、「見学してもいいですか?」と聞いてみましょう。
断られることはあまりないと思います。
もちろん友人や、習っているなら先生にお願いしてみてもいいでしょう。
私見ですが、弦交換にもいろんな流派があります。
例えば、いきなり全部の弦を外すとネックに負荷がかかりすぎるから、弦交換の際は弦1本ずつ交換していくという流派。
確かに一理あります。
一方、弦交換の際必ず指板やブリッジの掃除をするという人は弦を一度に全部外します(僕はこちら)。
恐らく前者は弦を頻繁に交換するタイプ、後者は半年に一回とかでしょう。
弦を交換する際、必要なものがあります。
ニッパー
弦を切るために必要です。
ハサミやカッターでは弦は切れません。
ペンチ
ギターの種類にもよりますが、弦を曲げる際に必要です。
ニッパーとペンチが一体になったものならひとつで十分です。
あと、切った弦や交換した弦をまとめておく瓶や箱なども用意しましょう。
ギターの弦を巻くときにワーンダーを使う人もいます。
個人的には使いませんが、高いものではないので、一度買って使ってみてもいいかもしれません。
弦交換でのネックへの負担についてまことしやかに囁かれていますが、正直あんまり気にしなくていいと思います。
もちろん弦を張った状態とそうでない状態で物理的にネックへの負担は変わるとは思いますが、ギターってそこまで繊細じゃないし、たった1回の弦交換で反るようなネックは弱すぎです。
また、経験上ネックは弦の緊張云々よりも湿度の変化で反ります。
弦交換でのネックへのダメージについて、あまり神経質になる必要はないでしょう。