これまではギターの種類をエレクトリックとアコースティックに分けて説明してきました。
エレクトリック(エレキ、エレアコ、エレガット)の場合はアンプが必要だというのはなんとなく理解できていると思います。
では他に必要なものはあるのでしょうか?
今回はそれらを見ていきましょう。
エレキ、アコギなど全てのギターに必須のものは「全ギター必須」、個別に異なるものはそれぞれ明記してあります。
ギターを入れて持ち運ぶためのケースです。
大きく分けてソフトケース、ハードケースの二種類があります。
また、それぞれに「エレキ用」「アコギ用」「ガット用」とギターの形状に合わせたものが存在します。
また、特殊な形のギターには専用ケースなどもあります。
こちらはクラシックギター(ガット)用ハードケース。
持っているギターと合わないケースを買っても使えないので注意が必要です。
といっても、ある程度の値段のギターなら専用ケースが必ずついてくるのでそれを使えば問題ありません。
ただしネットで買う場合はケースが付属しないこともあります。
「どうせ自分はネットで買って外に持ち出さないからケースはいらない」と考える人もいるでしょうが、ギターが壊れたりメンテに出す際にやはりどうしても外に持ち出す必要が出てきます。
まあその時に買ってもいいんでしょうが、とにかく、一生ケースが必要ないということはまずありません。
ギターの保管にも重宝するので、ギターケースは必ず持っておきましょう。
楽器はそれぞれ規定のチューニング(各弦決まった音に合わせること)が存在します。
それを耳だけで行うのはかなり難しいので一般的にチューナーを使ってチューニングします。
どんなギターでもチューナーは絶対に必要だといえるでしょう。
チューナーには大きく分けて二種類あります。
ひとつはシールドを挿して合わせるタイプ。
こちらはやや古いタイプのチューナーです。
もうひとつはクリップ式。
文字通りクリップのようにギターのヘッド(縦にしたときに一番上になる部分)に挟んでチューニングします。
手軽なので今はこっちが主流ですね。
ちなみに、昔は音叉でチューニングしていました。
今はそんな人はいないので知らなくていいです。
余談ですが、僕はメトロノームのA音でチューニングするので、チューナーを持っていません。
イヤートレーニングも兼ねて、もう20年以上そうしています(ライブのときはピアニストにA音を貰ってチューニングしていました)。
これは真似しなくてもいいです。
ギターを弾く際、大きく分けてピック弾きと指弾きがあります。
指弾きは文字通り指で弾くことです。
ピック弾きの場合はピックを使います。
とりあえず手持ちのピックを並べてみました。
ほとんどはこのように上が大きく下がやや尖った形となります。
この尖った方で弦を弾きます。
ピックは無数に存在し、形、厚さ、素材などがそれぞれ違います。
SOUNDHOUSEなら1枚ずつ購入可能。
FENDER ( フェンダー ) / 351 Shape Shell Medium
Amazonはまとめ売りしているようです。
最初は好みや弾き心地が分からないと思うので、面倒かもしれませんが楽器屋に行って実際手にしてみ、異なるピックを1枚単位で買ってみるのがいいと思います。
既に説明した通り、エレキ、エレアコ、エレガットはアンプで音を増幅します。
その場合シールド(ケーブルのこと。以下シールドで統一)でギターとアンプをつなぐ必要があります。
Bluetoothのようなワイヤレスもありますが、最初はシールドにしておいたほうがいいでしょう。
シールド選びで大事なのは長さです。
仮に部屋でしか弾かないとしても1mだとかなり窮屈に感じるでしょう。
平均的なシールドの長さは3mぐらいだと思います。
将来的にライブなども想定しているなら5mあってもいいでしょう。
3mのシールド
5mのシールド
ちなみに、このVOXのシールドはプラグが片方が真っ直ぐ、もう片方がL字型になっています。
両方真っ直ぐのもの、両方L字のものなどがあります。
ギターやアンプの形状に合わせて選びましょう。
シールドはギター用との明記があれば基本どのメーカーのエレキ、アコギ、エレガットでも使えます。
中にはエレアコ用とか、ロック用、ジャズ向きなどもありますが、最初は気にしなくて結構です。
意外と盲点になるのがギタースタンドです。
スタンドを使わずに壁に立てかけるだけだとうっかり倒してしまってせっかく買ったギターが壊れたり、傷付いて修理に出さないといけなくなります。
そうならないために、安物でいいのでスタンドを買っておきましょう。
ちなみに、ギターをクローゼットに収納するためのギターハンガーもあります。
僕も使っています。
詳しくはこちらの記事から。