以前こちらの記事に書きましたが、
僕はギターハンガーを使ってギターをクローゼットに吊して管理しています。
そうするとハンガーが揺れてギター同士がぶつかり、傷がついてしまいます。
そこで記事のように100鈞でクッションを買ってきてゴムでギターにくっつけて緩衝材としているんですが、ご覧の通りクソダサいです。
あと、裸のギターだとどうしても湿度50%以上を維持しないとネックが反ってきます。
しかし、なかなかピンポイントで湿度調節をするのは難しく、クーラーや除湿機を使っていると簡単に湿度は50%切ります。
そこでギターにちょうどいいカバーをずっと探してきました。
そのカバーが緩衝材の役割も果たしてくれれば一石二鳥です。
あれこれ探していたところ、意外なモノを発見しました。
当初僕はホームセンターなどで売っているクッション材や緩衝材をギターの間に吊そうと考えていましたが、なかなかサイズが合うものがありません。
あと、ギターは大きな布でくるんだら乾燥対策になるのではと色々探してみたんですが、これもギターにちょうどいいものがなかなかありません。
布も素材によっては蒸れるかもしれないし。
そんなときふと、ギターケースに目がいきました。
あれ、そういえば…これって……
そう、ギターケースごとハンガーに吊せば乾燥や傷からも保護できるはずです。
保護用だから安物のペラペラで十分。
と探していると、素晴らしいものを発見しました。
- エレキ用
PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / Guitar BAG
- アコギ用
PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / Acoustic Guitar BAG
とりあえず安いので失敗してもいいかと思い、試しにポチってみました。
手にしてみると、不安になるほどペラッペラですが、クローゼットに吊す用としてはむしろその方がかさばらなくて助かります。
実際ギターを入れてクローゼットに吊してみました。
チャックを閉めたらこんな感じ。
クローゼットに吊るしたままちゃんと全部閉まります。
開けるとこんな感じ。
ここで問題が。
ギターを取り出そうとすると、いちいちケースが落ちてしまいます。
ケースを吊るしたままにしようとすると、またいちいちチャックを全部閉めないといけません。
これはめんどくさい……ということで、思い切って改造することにしました。
どうせ安物だし外に持ち出さないので、ケース自体に穴を開け、そこにハンガーを通すことにしました。
そうすると、ギターを取り出してもケースは吊るされたままです。
これで楽に出し入れできるようになりました。
さらに嬉しい誤算が。
ケースには小物入れが前面についているのですが、そこに以前使っていた100鈞のクッションがすっぽり入ります。
ケースだけでもまあ防護にはなるんですが、いかんせん生地が薄く、ちょっと不安でした。
これでギター同士激しくぶつかっても全然問題なくなりました。
最終的にこれで傷と乾燥を防御できるようになりました。
湿度も前ほど細かく気にしなくてもいいはず。
ケースに入れていれば、50%を少し切ってもすぐにネックは反らないでしょう。
個人的に、部屋は高温低湿で室温28~9度、湿度50%以下が好きなので。
ギターに合わせて若干湿度を上げる必要もなくなりそうです。
冬はこの状態でクローゼットを閉めてたら完璧でしょう……たぶん。
このケースはエレキ用アコギ用に分かれているので購入を見当されている方は注意してください。
セミアコ、フルアコはもちろんアコギ用を使います(エレキ用では入らない)。
あと、本当にペラペラなので、外出目的ならもうちょっといいものを買いましょう。
ギターハンガー用の穴はハサミでぐりぐりしたら簡単に開きました(それぐらいペラいw)。
最後に、僕が今回ギターケースを購入したのはあくまで乾燥対策です。
僕の部屋は乾燥しすぎる傾向があるので。
多湿な環境にいる方にはギターカバーは逆効果かもしれません。
一度部屋の湿度をしっかり測ってから対策を考えましょう。