「ジャズに人が集まらない理由」の最後に書こうと思っていてやめたことを改めて書いておきます。
別にこれをやったから絶対人が集まるということはないと思いますが、参考にはなるかと思います。
やってみたいというお店があればどうぞご自由に。
僕が後から何らかの権利を主張するつもりはありませんので。
ジャズ初心者の方のみ来店可能な日をつくる。
その日は常連は入店禁止(めんどくさい常連がいそうだからジャズの店は……と敬遠する人も多い。最近では、プロレス界が常連を排除して、新規獲得に徹して集客率を上げたという例あり)。
宣伝はお店のサイト以外でも積極的に。
とにかく初心者大歓迎であることをアピールする。
初心者デーを作っただけでは集客は望めないし、逆に赤字になる可能性が高い。
旅行パックのように、ガイドをつけて団体でジャズバーに行ってみよう!という企画を作り、参加者を募る。
駅などで待ち合わせてから目的の店へ。
料金はパックにして最初に提示しておくと安心。
こうすることにより、
・一見で入る緊張感を回避できる
・ガイドがいるのでマナー違反などに関して心配がなくなる
・ジャズの楽しみ方を実際にジャズバーで、生演奏で学べる
一度ツアーで来ていただければ再度来店してもらえる可能性も高い。
淡々と演奏するのではなく、初心者の立場に立って、全てガイド又はバンマスが事細かに説明しながらライブを進行させる。
楽曲の成り立ち、曲の進行、誰が何をやっているのか、どこで拍手するのか、曲のセクションごとに演奏を止めて説明、1セット目は説明ありで2セット目はいつものように進める……など工夫の余地はたくさん。
事前の打ち合わせが必要なのでジャズミュージシャンは嫌がるかもw
……と、書きながら元ジャズミュージシャンとしては『世も末やなw』と苦笑いしてしまいますが、今はこれぐらいしないと新規開拓は難しいと思います。
ポイントはふたつ、
・お店に入り辛い
・演奏が分かり辛い(何が起こっているのかわからない)
これを解消することです。
難しいのは宣伝ですが、SNSを駆使すればなんとかなるのではないかと思います。