動画は今年は終わりと言っていたんですが、そういえばBluesを撮るつもりが延び延びになっていたので、今年中にやっておくことにしました。
ちょうどHELIXでアンプの音を一から組み直していたらいい音が作れたので。
動画はこちら。
ようやくBluesの雰囲気が掴めてきたかなーという気がします。
古いBluesをイメージしているので、小節もタイムもありません。
イメージに従って自由に弾いています。
重さとか渋さがだいぶ出てきたのではないかなと。
こちらをiphoneに挿しただけ。
Fender American Vintage '64 2024年製。
約8ヶ月使用。
リアピックアップで演奏。
ギター購入からの経年変化はこちら。
JC-22(HELIXをRETURN挿し)。
HELIX Stone Age 185(オリジナルGIBSON EH-185)
以下、セッティング。
アンプ→EQ→ディレイ→リヴァーブの順です。
アンプはベースカット、トレブル10のカリカリ仕様。
じゃないとベースがブンブンいうので使えません。
今まで敬遠してきたアンプですが、このセッティングにしたとき「お、使えるやん!」とはじめて思えました。
マイクはShure SM7のモデリングを使用。
どセンターでやや距離を置いてこちらもカリカリにしつつややルーム感を出す。
EQでさらにローカットし、2~8キロあたりをブーストさせてまたカリカリ感を上げる。
ディレイはフィードバックをやや長めにし、ミックスは抑える。
もう少し下げてもよかったかも。
リヴァーブは適当にいじってこんな感じ。
ダンピングがやや高いのかも。
これでハイがカリカリして、抜けがいいけど全体的にくすんだ感じの古めのブルースの音になります。
このセッティングだとピッキングにサウンドがしっかり追従してくれます。
ハードピッキングするときつめの音も出るし、MP関節をゆるめてソフトに弾くと芯がありつつもマイルドになります。
ピックが弦に当たる音も雰囲気を足してくれる。
HELIX購入以来一番気に入ってる音かもしれません。
何を考えて弾いているのか。
1、どうやったらBluesになるのか
2、自分のBluesとは何か?
というのが近年のテーマです。
Bluesの演奏は以前から何度か撮ってはみたものの、なんか違う感じがしていましたが、ようやくこれかもと思えてきました。
とりあえずタイムと小節は無視して、頭に浮かんだフレーズをつなげていく。
なんかその方が自分の中から音が出てくる感じがします。
あと、ハードさが出るとロックになってしまうので、できるだけメロウに。
ピッキングは絶対に振りかぶって加速度を足さない。
逆に気持ちが入ってくればくるほどソフトにして音量を下げていきます。
イメージは「絶望」。
仕事でクタクタに疲れた帰り道、家に着いても誰もいない、何も楽しみがない、飯食って風呂入って寝て、また明日仕事に行くだけ……という感じで弾きました。
今までよりはなんとなくBluesが掴めた気がします。