八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ギターハンガーのススメ2 百均で緩衝材をDIYしてみた

前回の記事はこちら。 k-yahata.hatenablog.com 部屋のスペース確保や湿度調節に、ギターハンガーを使ってギターをクローゼットにしまうという方法を前回書きました。 いいことずくめのようですが、一つだけ問題があります。 ギターは重いので、ハンガーに吊…

ギターハンガーのススメ1

以前もご紹介したと思いますが、ギターハンガーというものがあります。 名前の通り、ギターをかけるためのハンガーです。 いろんなタイプがありますが、その中に、クローゼットにかけられるものがあります。 こちら。 キクタニ ギターハンガー 吊り下げ型 GA…

ギター教室の価値を上げるために僕がしていることをお教えします

ここ数年、僕がギター教室の価値を上げるためにしていることをお教えします。 やろうと思えば誰にでもできます。 その前提として、ネット社会やネットと人のこれからを予測する必要があります。 ネットの未来を予測する これまでは、ネットに”ある”ことが人…

やはりレッスンの最低回数は月2回で間違いない

4月から教室の最低受講回数を2回にしました。 以前は1回からOKだったんですが、月1回の生徒さんを見ているとどうしても停滞してしまう方がほとんどだったので、繰り上げました。 k-yahata.hatenablog.com 2回だと来られないという方も数名出ましたが、…

何かを学ぶ過程で、間違ったことの輪郭をはっきりさせておくと先に進みやすくなる

何かを学ぶ過程で、間違いは間違いと分かった時点でだいたい捨てられます。 間違っているとわかったので、それ以上やる必要はないと誰しも考えます。 しかし、それではちょっともったいないし、そのせいで新たにつまずくことも考えられます。 では間違いをど…

またまたギターを修理に出した

このブログで何度か紹介している茶色いギター、通称プロト君を修理、改造に出しました。 真ん中のやつ。 某ギターデザイナーさんが過去に一本だけつくったプロトタイプなので、世界にこの一本しかありません。 1978年製、ボディとネックはマホガニー、指板は…

ギターを弾く際、前腕を振らないという認識

僕の教えているピッキングは、前腕を回転させて行います。 ただ、ひとくちに前腕の回転といっても、簡単ではありません。 まずどこを軸に前腕を回転させるか、前腕以外の部位はどうするか、本当に狙い通りの運動になっているかなどなど、様々な要素が加わっ…

ジャズのアドリブにおけるマンネリ化を防ぐ方法 ~手の内からの<逸脱>

このブログでも時々書いていたり、横浜ギター教室でもよく相談されることですが、ジャズのアドリブをしているとどうしてもマンネリ化が訪れます。 何を弾いてもだいたい同じ、悪くもないし成立はさせられるけど、別にいいとも思わない。 もっと違うことを弾…

ジャズのアドリブでソロを取るとき、テーマ終わりのディレクションをどう処理するか

前回、テーマ→ソロと進むときの意思の疎通について書きました。 未読の方はまずそちらをお読み下さい。 k-yahata.hatenablog.com 前回は、ソロセクションに対する伴奏者の意思決定を理解し、それを手助けするためのディレクションとして1小節早くソロをはじ…

ジャズにおけるテーマ最終小節の重要性 伴奏者と意思疎通するためには<逸脱>が必要

ジャズのアドリブで自分がテーマを弾き、そのままソロに入るとします。 このとき、特に何も考えずにソロに入る人が割と多いと思います。 ジャズだからどうソロに入ろうと自由だと思う人もいるでしょう。 しかし、テーマ→ソロと正に変化する瞬間にアンサンブ…

イメージとパーツ(フレーズ、コード、サウンド)のマッチングをしてみよう

前回、イメージが大事だという話をしました。 k-yahata.hatenablog.com では、ある程度楽曲に対してイメージが持てたら、そこからイメージとパーツのマッチングをしてみましょう。 パーツとは、自分が持っているフレーズ、コード、サウンド、奏法などです。 …

イメージが演奏を変える イメージを持って演奏しているかどうかは必ず伝わる

アドリブでも歌もののバッキングでも、およそどんな演奏にもイメージは絶対に必要です。 また、作曲やアレンジにもイメージは必要です。 イメージがない、あるいはあってもリスナーの心を刺激するほどでもないと、聞いていてつまらないものになってしまいま…