前にも言いましたが、僕はラリー・カールトンはあんまり好きじゃありません。
今まで聴いてきたのも以前ご紹介したラリー&リーぐらいです。
- アーティスト: リー・リトナー&ラリー・カールトン,リー・リトナー,ラリー・カールトン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2002/06/21
- メディア: CD
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ですが、横浜ギター教室のレッスンで「ROOM335」をやることになってちゃんと音源を聴いてみることにしました。
うーん……この80年代なジャケット……。
いかにもフュージョンな楽曲……。
やっぱ苦手だなあと思いつつも繰り返し聴いていると、ギターサウンドがだんだんよく聞こえてきました。
太いけどクリーミーでロックほどジャリジャリしていず、かといってブルースギタリストほど泥臭くなく、明るく都会的。
なるほど、当時のギターキッズがこぞってこのサウンドを目指したのもなんとなくわかります。
でもこれ、絶対ヴィンテージじゃないと出ない音でしょうね。
個人的に誰かを目指すということはもうないのですが(イングヴェイ研究はあくまで普遍的なピッキングの研究)、確かにこのカールトンの音は目指したくなるのは納得。
そこが分かっただけでも収穫でした。
ROOM335はやりたい人も多いだろうからこれを機会にレパートリーにしておきます。
サビのチェンジがバップフレーズでいけるかとおもいきや、やってみると合わなかったので、フュージョンっぽいライン作りに結構苦労してます。
あと、太陽が燦々と降り注いでいるような明るいソロを弾くってのがまだできない……。
ジャズはそもそも夜の音楽なので。
とはいえ、こうした全然畑違いの音楽をやってみるのも楽しいです。