以前このブログでもご紹介した若きブルースアーティスト、クリストン・キングフィッシュ・イングラム。
久々に検索したらいい感じのライブ映像が出てきたのでご紹介します。
こちら。
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22歳のバースデイライブのようです。
コロナ渦まっただ中なので無観客。
キングフィッシュは確か10代の頃に天才ギタリストとしてネットでバズって、そこから若きブルースギタリストとして頭角を現し、若干22歳でなんかもう貫禄を感じます。
サウンドはかなり歪ませて今風ですが、プレイ自体は前衛的というよりはトラディショナルに近い感じ。
ちょっとポップに聞こえたり、ロック色が強いところは若さなのか、時代性なのか。
キングフィッシュのサウンドの特徴は、音がめっちゃ前に出ることにあります。
ピッキングを見ると親指を伸ばしてMP関節をロックしているようですね。
僕が「ギタリスト身体論3」で公開しているピッキングと(親指においては)かなり近いです。
あと、イメージしてから音を発している感じもあります。
これも発音とか音そのものにかなり影響します。
ミシシッピ出身というところもゾクっとしますね。
ミシシッピには今でもブルースを生む何かが存在するのでしょう。
グローバルな時代ですが、僕は「この土地でしか生まれない何か」みたいなのが結構好きです。
ミシシッピはブルースを知るためには一度行かなくてはならない土地だと思うので、僕も死ぬまでに一回は行ってみようと思っています。
南部は全く行ったことないですし。
個人的に心配しているのは、彼、なんとなく27歳クラブ入りしそうな気がするんですよねえ…
若き天才ってところと、あとかなりの肥満体質なので。
ツアーとかで疲労が溜まってポックリ……なんてことにならないか不安です。
www.christonekingfishingram.com
Christone "Kingfish" Ingram - Wikipedia
https://www.instagram.com/callmekingfish/?hl=ja
Christone 'Kingfish' Ingram - YouTube