ブルースは好きだけどコテコテの黒人ブルースはちょっと……という人は、クリス・ケインがおすすめです。
アメリカのギタリストで、父親が黒人系、母親がギリシャ系だそうです。
デビューは87年、2024年現在で68歳。
クリス・ケイン
実は僕も見つけたばかりであんまり知らないんですが、スムースながら結構味のあるギターを弾く人で、聞きやすさと満足感(物足りなくない感じ)が共存していてめずらしいタイプのギタリストだと思いました。
黒人の血が入っているようですが、タイプ的には白人に近いサウンドやフィールを持っていると感じます。
でもテクニックに走らないところや、変にロックやジャズなどを混ぜていないストレートなところはちょっと黒人的かも。
まああんまり音楽を血で語るのはよくないのですが、出自に由来した独特の感性でギターを弾いている気がします。
個人的には黒人のあのコテコテしたブルースの方が好きなんですが、この人は結構興味深いです。
少なくともSRVやクラプトン、ボナマサあたりよりは全然ブルースを感じますし、トーンやプレイも好きです。
ライブ動画もたくさんUPされています。
僕の好きなキングフィッシュとも共演してました。
スムースで聞きやすい、でもブルースフィーリングはしっかり持っているギタリストが好きならクリス・ケインをチェックしてみましょう。
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