八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

横浜のギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

八幡謙介ギター教室in横浜
「一般コース」「プロ養成コース」
初心者/プロ志望対応
リンクをクリックしてHPをチェック!


最新刊「エレキギターの新常識」発売中
*Amazonカテゴリランキング(kindleストア - kindle本 - J-POP)1位!


KINDLEにてDLはこちらから


カテゴリ一覧

【連載中】
プロミュージシャンを目指す

【ジャズ】
はじめてのジャズ
ジャズギターがつまらない理由
ジャズに人が集まらない理由
ジャズのアドリブをやってみよう
ジャズ、ブルース、アドリブ

【ギター、機材関連】
ギター
ヴィンスト2経年変化報告
ギターの管理
ピックアップ
エフェクター
アンプシミュレーター
ギターの改造、リペア
機材

【奏法、フォーム、練習】
ピッキング
運指、フィンガリング
ギターの奏法、練習

【解説等】
コード進行、ヴォイシング
ギター初心者がこれからギターをはじめるために
譜面の書き方
ROOM335解説

【歌、歌詞】
歌詞解説
歌、ヴォーカル

【オーディオ】
オーディオ
はじめてのオーディオ

【音楽】
表現、創作、プロ
オススメの音楽、音楽ドキュメンタリー
音楽全般
音楽関連ニュース
講師演奏動画
アイドル
バンドクラッシャーの見分け方
日本人と西洋音楽

【その他】
人間、社会
雑談
八幡謙介ギター教室


譜面の書き方3 紙の譜面のサイズや使い勝手を比較


八幡謙介ギター教室in横浜

前回の記事

k-yahata.hatenablog.com

譜面関連グッズをAmazonでチェックする

紙の五線譜

前回、とりあえず譜面を書く練習をするなら紙の五線譜から練習するといいよと言いました。

ちょうど五線譜を切らしていたので、タイプの異なる五線譜を注文し、届いたので比較してみます。

参考にしてください。

 

 

A4 10段 ノート

シンコーミュージック、A4サイズ、五線譜は10段のもの。

音楽ノート(A4・10段)

音楽ノート(A4・10段)

  • 作者:-
  • シンコーミュージック
Amazon

買ってから『あ、でか…』と思いました。

そういえば譜面のデフォルトサイズはB5でしたね。

まあ練習用ならでかい方がいいのかもしれません。

こちらはタイトルを書く欄がなく、五線譜のみですね。

f:id:k_yahata:20230723094708j:image

10段でも五線の間にそれなりにスペースがあるので書き込みもできます。

練習用には10段がちょうどいいのかもしれません。

f:id:k_yahata:20230723094713j:image

譜面関連グッズをAmazonでチェックする

各ページの上下には目盛りがついてますが、これは各段をちょうど4等分するための目盛りのようです。

これに合わせて定規を引けば各段きっちり4等分できますね。

譜面書きには結構ありがたい機能です。

実践的なことを言うと、一番最初の小節は調号やら拍子やら書くのでちょっと長めに取りたいんですよねえ……。

一段5小節の場合も結構あるし。

それを考慮して目盛りをもう一段階細かくしてくれていたら神五線譜だったんですが。

f:id:k_yahata:20230723094719j:image

f:id:k_yahata:20230723142742j:image

こちらは完全にノートスタイルになっているので、一枚破って渡したりコピーしたりというのがちょっとやりにくいです。

練習用に割り切って使うと重宝すると思います。

 

 

B5 12段 ルーズリーフ

シンコーミュージック、B5、12段のルーズリーフ使用です。

こちらは一般的な譜面と同じサイズ感です。

f:id:k_yahata:20230723100401j:image

タイトルを書く欄があるのが地味に嬉しいです。

あと、均等に小節を引くための線もありますが、やっぱこれも粗いですね……

f:id:k_yahata:20230723100406j:image

こちらはルーズリーフ使用なので一枚破って渡したり、一枚だけコピーしたりしやすいと思います。

譜面関連グッズをAmazonでチェックする

サイズが変わっても五線の幅は一緒

改めて気づいたんですが、A4とB5で五線の幅は同じです。

サイズが大きくなるから五線も幅広くなるということはなさそうです。

今まで考えたこともなかったですが。

五線の幅はもしかしたらデジタルならいじれるのかもしれません。

 

 

まとめて比較

では各サイズをまとめて比較してみましょう。

持っていないサイズは予測しています。

 

【サイズ】

・A4

 やや大きめ。

・B5

 標準の譜面サイズ。

・それ以外

 でかすぎるか小さすぎる。

 

【段】

・8段以下

 五線と五線の幅が広すぎて使い辛い。書き込みはたっぷりできる。

・10段

 五線と五線の幅が広くてやや読み辛いが、実用は可。音楽の勉強に最適。

・12段

 最も実用的。書き込みはし辛い。

(*書き込みとは五線と五線の間に注釈やメモなどを書くこと。人に渡す譜面には普通しない)

 

【体裁】

・ノート

 自分用。人に渡したりコピーし辛い。

・ルーズリーフ

 人に渡したりコピーしやすい。

どの五線譜を買ったらいいのか?

では最後に目的別でどの五線譜を買ったらいいのかを書いておきます。

 

練習用

A4かB5サイズで10段ならあとは何でもOK。

音楽ノート(A4・10段)

音楽ノート(A4・10段)

  • 作者:-
  • シンコーミュージック
Amazon

 

実践用

B5サイズの12段、ルーズリーフでタイトル欄があるもの。

実践用で練習しても悪いことはないので、最初から12段を使いたければ全然構いません。

 

じゃあ10段A4でもいいかというと、別に怒られることはありませんが、元ジャズミュージシャンからすると10段A4だとややでかくて幅も広くて読みにくさを感じます。

実践用なら12段、B5がベストですね。

総譜とかになるとまた変わってくるとは思いますが。

譜面関連グッズをAmazonでチェックする

八幡謙介ギター教室in横浜のHPを見る

 

 

譜面の書き方4へ

k-yahata.hatenablog.com

譜面の書き方シリーズを読む

k-yahata.hatenablog.com

譜面関連グッズをAmazonでチェックする