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譜面の書き方12 「マリーゴールド」最後


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前回の記事

k-yahata.hatenablog.com

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ギターソロ

Gセクションの後にギターソロが入ります。

□の中に「Guitar Solo」と書いてもいいのですが、ここはHセクションとして、五線の中に「Guitar Solo」と表記します。

ソロが続く範囲を「-」で示します。

ギターソロは7小節なのでそこで二重線を書き、その後は白紙にしておきます。

スペースに問題が…

さて、ここまで来てスペースに若干問題が出てきました。

2ページ目はあと残り4行。

ここでいくつかの選択肢があります。

 

 

選択肢① 3ページ目に突入

別に悪いことではないのですが、譜面はできるだけ短くまとめるに越したことはありません。

できれば2ページで収まるように工夫したいところです。

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選択肢② 繰り返しを使う

Hセクションの最後からD.S.でFセクションに飛ばすと多少小節を圧縮できます。

ただ、落ちサビは3回繰り返します。

しかし、Fセクションは2回繰り返しの記号がついているので、Fセクション終わりで「コーダ」で飛ばし、落ちサビの最後1回をIセクションにするという書き方になりそうです。

しかしこれだと1回目のFセクションで間違ってコーダに行く可能性もあります。

ややこしいのでできれば使いたくありません。

選択肢③ 1ページ目を詰める

そもそもここで悩んでいるのは、1ページ目を全部使わずに改ページしたことが原因なので、1ページ目を詰めればいいだけです。

1ページ目は3行も余っているので、ちょうどD、Eセクションがまるまる入ります。

  • 最初に書いた1ページ目

  • セクションを詰める

 

 

改めて2ページ目を書く

ここから改めて2ページ目を書いてみましょう。

2ページ目がFセクションからとなりました。

Iセクション(落ちサビ)を作り、繰り返し記号を挿入。

8小節目に「×3」として、3回繰り返すことを指示しています。

これはもしかしたらローカル表記かもしれないので気を付けてください。

ここまで書いてもまだ5段余ってるのでこれで最後まで書いても2ページで収まるようになりました。

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ラスト

残りを書くとこうなります。

Kセクションが「アウトロ」となります。

最後にある「fine」は音楽記号で、「ここで終わり」という意味です。

ちなみに「ファイン」とは読みません、「フィーネ」です。

ドイツ語らしいです。

Kセクションは7小節目で終わりっぽい感じがありますが、余韻も含めて8小節としました。

 

 

総括

さて、これで一応「マリーゴールド」のリードシート(譜面)が完成したことになります。

では最後にもう一度曲を聴きながら譜面を追ってみましょう。

youtu.be

どうですか?

初心者にはまだ難しいかもしれませんが、譜面に慣れている人ならすっきりとして分かりやすいと思います。

ただ、これが絶対的な正解ではなく、あくまで一例なのでそこはご了承ください。

この譜面を丸々コピーして誰かに渡したときに苦情が出て『八幡が言ってたことは嘘じゃないか!』と言われても僕は知りません。

譜面に絶対的正解はないのです。

予告

次回より、コード表記について解説します。

あと、メロディの書き方もレクチャーしようかなと思います。

お楽しみに!

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