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クリエイター志望の人はローソンの「だけ弁当」に学ぼう 1

サウンドハウス

僕の教室で作曲やアレンジなどを学びに来ている人にいつも言うことがあります。

それは「0点を目指して100点を超えろ」です。

これはなかなか理解してもらうのが難しいのですが、最近ようやくいい例が出てきました。

それがローソンの「だけ弁当」です。

news.yahoo.co.jp

ウインナーとご飯だけ、卵焼きだけなどなど、ほとんど狂気に近いお弁当ですが、これが爆発的に売れているとか……。

最後に作曲と「だけ弁当」がつながるのでじっくりお読みください。

100点を目指す

創作をはじめて、最初は誰しも100点を目指します。

そこが最高到達点だと信じているからです。

しかし、実はこの段階はまだまだ習作の域を出ません。

習作とは創作の練習段階、見習い段階のことです。

『100点出せばプロになれる、注目される、依頼が来る』と本気で信じているところがまだまだ小僧根性が抜けていないということです。

100点では誰も見向きもしない

一生懸命創作していると、ひとつぐらいは100点あるいは90点以上の作品ができることがあります。

『やった!俺にもこんないいものが創れた!よし、これで勝負してやろう!』と世に出しますが、99.9%相手にされません。

友人や身内以外からは何のリアクションも貰えず、心がバキバキに折れてしまいます。

あるいはリアクションはあるにはあるけど思っていたレベルにはほど遠い、それが100点の作品に対する世間の評価です。

100点の価値

多くの人はここで世間を呪い、憤り、やさぐれます。

 

『こんなにいい作品がここにあるのに、なんで誰も見向きもしないんだ!自分よりも劣っているあいつやあいつはあんなにチヤホヤされているのに……世間は間違っている、世間は作品をちゃんと評価してくれない!ああそうか、イケメン(美女)じゃないからか、それともプロモーションが足りないのか?SNSのフォロワーが少ないから???結局容姿や金、分かりやすい知名度がないと相手にされない世の中なのか…こんなの間違っている!』

 

違います。

ある程度世の中になにかを発表し続けていると分かりますが、世間というものは実は意外なほど公平で公正だったりします。

いいものはちゃんと評価されるし、そうでないものは見事にスルーされます。

ここで大事なのは、業界やシーンの価値観、常識で100点とされるものは世間ではまだ評価対象にすらならないということです。

つまり、100点を目指したらダメだということです。

ただし100点を目指す意義がひとつだけあります。

100点を目指す意義

100点を目指す唯一の意義は、基本を学ぶということです。

何事も基本が大事というのは言うまでもないことで、基本をしっかり身につければ100点は目指せます。

ただそこには世間的な評価は全く期待できないということを知っておく必要があります。

ではどうすればいいのか?

100点を超える

世間というものは思いがけないほど贅沢で傲慢なものです。

100点程度の作品にはだれも見向きもしてくれません。

だから世間的な評価をほんの少しでも受けようと思ったら、100点を超えないといけないのです。

ではどうすれば100点を超えられるのか?

そもそも100点超えたものってなに??

その一番分かりやすい例が「だけ弁当」です。

それを理解する前に、まずは100点の弁当について考えてみましょう。

100点の弁当とは何でしょうか?

色とりどりのおかずが沢山あって、栄養バランスも考えられており、ボリュームもあり、かつ値段もそれほど高くなくてしかも美味しい。

まあだいたいそんなところでしょう。

そんな弁当はどこにでもありますし、ある程度勉強したら誰でも、どんな会社でも出せるでしょう。

といってもさすがに誰も見向きもしない、誰も買わないということはないでしょうが、上記のような模範的な弁当が大ヒットしニュースになるということもないでしょう。

さてそんな中、ローソンに努める林さんという方がウインナーとご飯だけという狂気のような弁当を発案しました。

すでに大ヒットしている現在想像し辛いかもしれませんが、あえてフラットな気持ちでこれに点数を付けるとすると、たぶん30点ぐらいでしょう。

品数も少ない、栄養バランスも悪い、いいところは安さぐらいでしょうか。

しかし実際は世間から大反響を受けて1ヶ月で20万食の大ヒット、結果的に100点以上の弁当となりました。

誰もが30点だと思っていたものが100点を超えてきた、ここにヒントがあります。

100点超えという現象はわりとよくある

実はこういった現象はわりとよくあります。

例えばあなたが、基本に忠実に一生懸命なにかをやっていたとしましょう。

スポーツでも勉強でも接客でも何でもいいです。

しかし結果は全くついてこない。

ちゃんと基本通り、マニュアル通りにやっているのになんで?

そうしていつか自暴自棄になり、「もうどうでもいいや」と適当にやったところなぜかいい結果を出して評価につながった、成績が上がったということは一度くらいあるはずです。

基本に忠実な時期が100点を目指している状態、そこから適当になった時期が0点を目指している状態です。

100点を目指しても結果が出ず、なぜかそこから0点を目指す(0点でいいやと開き直る)とどこかで100点を超えるという現象です。

不思議なことに、100点から0点を目指す過程のどこかに100点を超えるワープホールが存在するのです。

 

続はこちら。

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