八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

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SONY ZS-M5レビュー

サウンドハウス

SONY ZS-M5と聞いて一発で「お、あれか!」とわかる人もいるでしょう。

そう、スタジオに必ずといっていいほど置いてあるラジカセです(正確にはCD/MDプレイヤー)。

<img src=”sonyzs-m5.jpg” alt=”sony ZS-M5”>

真ん中のやつ。

左右はDALIのZENSOR1。

k-yahata.hatenablog.com

もうかれこれ10年ぐらい探していたんですがなかなか出てこず、忘れていたところ、先日発見して即ポチりました。

後で検索したらわりとあっちこっちで売ってましたが、全部かなり高かったですね。

僕は諭吉さん二人以下で買えました。

ストラトのために残していた給付金がまた減りました(これだからあぶく銭は…)。

 

ZS-M5はライン入力があるので、純粋にスピーカーとして使えます。

個人的にはYAMAHA A-S801からZS-M5に繋いでいます。

k-yahata.hatenablog.com

iphoneやタブレットと繋いでも使えるはず。

普通に市販のCDももちろん聴けます。 

 

よくバランスがいいと言われていますが、確かにそうで、解像度、定位、帯域、いずれもしっかりしています。

普通にZENSOR1よりいい音してますねw

個人的にはZS-M5は全体に締まりがある中でミッドからローがしっかりしている印象。

ベースのクリアかつズンズン押し出してくる感じは見事です。

あと、定位もかなり凹凸がはっきりしてくれるので、聴きたいところ(聴かせたいところ)がしっかり前に出てくれます。

ZENSOR1よりもZS-M5の方がヴォーカルが一歩前に出てくれるので楽に聴けます。

ZENSOR1は広がりがあるので、ちょっとだけヴォーカルを探さないといけない感じがあって、その分もやっとします。

 

 ZS-M5はアタック感が秀逸で、ロック、ヒップホップ向きだと感じました。

ギターの低音リフの「ザッザッ」という感じや、スネアのアタック感、ベースのゴリゴリ感、あと全体のコンプ感などがとってもよく表現されていて、かなり現代的な音がするオーディオです。

スマホ世代の音楽にもよく合います。

モニターとしては、自作音源のアタックの質感を確認するのにいいのではないかと思います。

 

一方、クラシックや歌とギターだけのボサノバなどを聴くと、変にギュっと締められて窮屈な感じがしました。

クラシックやアコースティックな音楽はZENSOR1の方が全然いいです。

ジャズもZS-M5だと変に前に出てくるのがちょっとうるさいですね。 

 

個人的にZS-M5はハイが若干ジャリジャリしすぎている感じがします。

そのせいか、歌が一瞬痛くなるときがあって、耳に刺さって不快に感じる瞬間があります。

あと、コンプの強い音源だと前に出すぎるパートがあるので聴いていて『そんなこっち来んなよ!』となるときがあります。

だから聴いているとすぐ疲れてきます。

たぶん、これで1曲聴いて疲れるぐらいが今っぽい音なんでしょう…

 

あと、普通に古い機材なので(1997年発売)使い続けるならわりと早い段階で修理は必要でしょうね。

ジャンクを買って即修理に回すか、ちょっと高くても修理済みを買うか。

僕は作動品を買えましたが、手動じゃないと動かない部分もあったりして、そのうち修理することになるでしょう。

人気機種なので修理不可能てことにはならないと思います。

 

結論から言うと、激しく買いです!

修理品なら5万出しても損じゃないと思います。

音は普通に5万円クラスのスピーカーに匹敵するだろうし(僕のDALIは3万円台だけどロックやヒップホップはZS-M5の方がいい音します)、なによりスタジオ標準なので音の基準となります。

これとテンモニがあればいろんな音源でエンジニアが目指した音を解剖できると思います。

サイズも小さいし、小さい音量でもちゃんといい音出てるし、宅録用モニターとして完璧じゃないですか?

あと、蛇足ですがこれでアニメ見ると台詞が立ってきてめっちゃ気持ちいいです。

既に23年ものなので、あんまり普段使いするとすぐ故障しそうなのが怖いですが…

 

 

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