八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

極上の90年代ポップ ナタリー・インブルーリア(Natalie Imbruglia)「Left of the Middle」


八幡謙介ギター教室in横浜

何かの動画で超懐かしいアルバムが出てきたのでご紹介します。

ナタリー・インブルーリア(Natalie Imbruglia)「Left of the Middle」。

LEFT OF THE MIDDLE (AUS)

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知ってる人いますかねえ……。

一応このファーストは全世界でヒットしたそうなんですが、日本での知名度はそこまででもなかった気がします。

ちなみにこの方はオーストラリア出身で、女優活動をするため渡英し、市民権を得、現在もご活躍しているようです。

 

本アルバムは98年リリース。

プロデューサー(全曲ではないらしい)は元CUREのベーシストでもあるフィル・ソーナリー(Phil Thornalley)。

ザ・キュアー - Wikipedia

シングルカットされた1曲目の「Torn」が全世界で700万枚売れたとか。

こちら。

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すっきりしたサウンドとシンプルな編成、物語のように徐々に積み上げていくタイプのアレンジ構成が90年代っぽいです。

今の子が聴くと逆に新鮮かもしれませんね。

 

あと、全体的に抜け感のある音が特徴的です。

90年代だとこもった音が多いんですが、このアルバムは全曲通してすっきりと晴れた感じがあって、聞いていて気持ちいいです。

ブリティッシュ系アーティストに多いサウンドですが、その中でも抜け感はピカイチな気がします。

 

個人的に好きなのはこの曲。

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いい感じの日常感(でもちょっとお洒落)があって、晴れた休日の昼間とかに聞きたくなりますね。

日本のアーティストだとちょっとCharaとか小沢健二っぽい感じもあります。

時代性でしょうか?

小沢健二なんかは絶対当時ナタリーをチェックしてたでしょうね。

 

あと、細かい話ですがこのアルバムの音圧もちょっと気になります。

98年というとまだ音圧戦争には突入していないはずなんですが、本アルバムは2024年の今でも全然物足りなさを感じないしっかりした音圧があって、でも耳に痛いほどでもなく、楽器の質感も損なわれておらず、ちょうどいい具合にマスタリングされています。

どういう意図で当時この音圧にしたのか気になりますね。

エンジニア志望の方もこのアルバムはチェックしておく価値があると思います。

 

90年代をディグっている人は、このアルバムを聴いておくとちょっと他の人と差をつけられるかもしれません。

僕はこのファーストしか聴いていなかったんですが、その後も作品をリリースしていたようなので、これから聴いていこうと思います。

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ナタリー・インブルーリア公式サイト他

www.sonymusic.co.jp

ナタリー・インブルーリア - Wikipedia

https://natalieimbruglia.com/

https://www.instagram.com/natalie_imbruglia/