8月28日の行われた乃木坂46の毎年恒例真夏の全国ツアー千秋楽を配信で視聴しました。
その感想です。
今回のツアーから乃木坂は3期トップ、梅ちゃんがキャプテンという完全新体制となります。
ある意味生まれ変わったといってもいいでしょう。
その新乃木坂がどんなライブを行うのか楽しみにしていました。
Overtureが始まると、観客の歓声が一気に高まり『あ、そっか、声出しOKになったんだ』となんか懐かしい気持ちになれました。
1曲目は「裸足でSummer」、そこから「ジコチューで行こう」「好きというのはロックだぜ」「太陽ノック」「ガールズルール」と盛り上がる曲が続き、とても勢いのある開幕でした。
それらを梅ちゃん率いる体育会系集団の3期が引っ張っていくので、正直古参メンバーのいない寂しさや物足りなさは全然感じません。
個人的には久保ちゃんがとても目立っていた印象。
今までは先輩の陰に隠れていたのが、しっかり乃木坂の中心的存在になっていて感動しました。
あと、遠藤さくらちゃんもなんとなくキャラが変わったように感じました。
今まであんま煽りとかしなかった気がするのですが……。
5期生五百城ちゃんの「うぬぼれビーチ」もとても新鮮で、かつ似合っていてよかったです。
乃木坂のライブで苦手なのがめんどくさいバラードコーナー。
乃木坂はアップテンポな曲に名曲が多いのと、さすがにバラードだと歌の実力が出てしまうので、正直毎回聴いていられません。
しかし今回はしっかり歌えているメンバーが多く(3期は歌上手い子が多いのか?)、ちゃんと聴けました。
さて、今回の千秋楽のハイライトはなんといっても5期生井上和ちゃんです。
新曲「おひとりさま天国」でのセンターにも抜擢され、
ライブでも大観衆の前で一人でスピーチも任されるという推されっぷり。
そんな大役をしっかりとこなしていて、声をガラガラに枯らして頑張っている姿を見ると応援せざるをえませんね……。
他の5期生もしっかりと乃木坂していて頼もしかったです。
いっこ気になったことを言うと、キャプテンの梅ちゃんが気負いすぎていてやや悲壮感があってなんか観ていて心配になりました。
初代の桜井玲香ちゃんや二代目のまなったんにはどこか抜けたところがあり、それをみんなでカバーしながらまとまっていくという雰囲気がありましたが、梅ちゃんは一人で全部背負っている感じがあり、時々特攻隊みたいな顔をするのでなんか不安を感じます。
ただ、その分全体が引き締まっている印象はありました。
ここへ来て乃木坂のパフォーマンスがよりパワーアップしていきそうな感じがして、なんというか希望のあるライブでした。
新体制や、それに伴って変化したセトリに不満がある古参ファンもいるかもしれませんが、個人的には今の乃木坂が一番いいと感じます。
余談ですが、僕は乃木坂の配信ライブをU-NEXTで視聴しています。
U-NEXTだと毎月ポイントが加算され、4ヶ月分ぐらいでライブ1回分貯まるので無料で視聴可能です。
その他のライブ配信なども行っていたり、映画やアニメ、ドキュメンタリーも豊富に揃っているのでおすすめです。