フォーム研究も一段落し、宿題も終えたので久々にジャズスタンダードを動画に撮っていくことにします。
今回は「Bellarosa」です。
知ってる人はなかなかのバップマニアでしょう。
作曲はエルモ・ホープというピアニストで、クリフォード・ブラウンが吹いているのがたぶん有名です。
ベニー・グリーンも好んで演奏していたとかで、こちらに挿入されています。
マイナー曲なので情報が少ないのですが、53年のルー・ナルドソンのアルバムに収録されているので、それ以前に作曲したようです。
ちなみにチャーリー・パーカーの「Now's The Time:」が52年~53年録音です。
バップ黎明期の荒々しさや熱量を感じさせてくれる曲です。
演奏動画
若干ノイズが乗ってしまっていますが、いくつか録った中でこれが一番良かったので。
クリフォードブラウンの演奏を聞くとバップらしくて格好いいなと思いますが、実際やってみると意外と野暮ったいところもあって、あんまり洗練されていない印象でした。
解決しないⅡ-Ⅴが延々繰り返されるところがわりとめんどくさいです。
やる人が少ないのもなんか納得です。
バップで人とかぶらない曲がやりたい人はぜひトライしてみてください。