宿題だった「 Far Beyond The Sun」を弾き終えて、
もう速弾きはいーやと思ったので、ピックアップを再調節しました。
ちなみに搭載しているのはネックとブリッジにYJM FURY、
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / STK-S10n YJM FURY Neck Off White SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / STK-S10b YJM FURY Bridge White
センターはヴィンストに最初からついているやつです。
イングヴェイ使用なのでセンターは下げまくって使わず、ネックとブリッジのみにしていたのですが、実質ネックしか使ってませんでした。
そのせいかネックとブリッジのPUの音量が全然違っていることに気づきました。
さて、イングヴェイももう卒業したので(マスターしたという意味ではなく、フォーム研究の宿題が終わった)、下げていたセンターPUを復活させ、ネックとブリッジも高さを再調節することにしました。
それぞれのPUの使用度にばらつきがあったので調整に苦労しましたが、なんとかこんなもんかなというところまでこぎつけ、改めて音を確認した感想をレビューしておきます。
最初に載せたときの感想はこちら。
サウンドは一言でいうとクリア。
中域がしっかりと出てくれますが、クラシックロック的でもヴィンテージ的でもなく、全体がクリアな中で中域がしっかり出るので、ある意味上品です。
歪みをどんどん乗せていっても暴れずにしっかりと受け止めてくれる感じ。
歪ませて強くピッキングしたときにイングヴェイっぽい音が出ますが、クリーンやクランチで弾くととても上品な感じがします。
ストラトは好きだけどアメリカンサウンドはいらないという人にはうってつけです。
あえてクリーントーンのバッキング用に使うというのも手でしょう。
先入観や偏見を捨てればかなり幅広く使えるピックアップです。
センターのFender純正PUと比べてみるとキャラクターが全然違っていて面白いです。
例えば、ネックはクリアな音、ブリッジは暴れる音が欲しいのならネックのみYJMにしてもいいと思います。
あと、たぶん YJM Furyはハイエンドのストラトにめちゃくちゃ合うと思います。
そもそもアメリカンな音じゃないので、トラディショナルなFenderのストラトにはあんまり合ってないのかもしれません。
4年使ってわかったことは、使えば使うほど音がどんどんでかくなっていくということです。
気のせいかもしれませんが、でも確かに音がでかくなっている印象です。
ちょっとだけ使うだけなら、もしかしたらこのPUの醍醐味が分からないのかもしれません。
そういえば僕も最初は「まあ、こんなもんか」ぐらいに思っていた記憶があります。
ただ、使い込んでも渋くはなりません。
個人的には、サウンドの凹凸がはっきりしてくる感じがしました。
YJM Furyに向いているジャンルは、ハードロック、フュージョン、それからJ-POPやアニソンにも向いてます。
逆に向かないのはブルース。
泥臭さが全然なくてつまんないです。
あと、メタルも向かない気がします。
ひとつだけ言えるのは、イングヴェイのコピーにしか使えないPUではないということです。
ストラトの種類や音楽のジャンルが合えば相当な力を発揮するピックアップだと思います。
まあ僕は泥臭い音に戻したいので近いうちにまた換えますが。
追記:ピックアップを変えました