以前から所有しているUSAのストラト。
ずっとイングヴェイ練習用にしていましたが、こちらの動画を撮ったらもう厭きたので、ピックアップを変えてBLUES使用にすることにしました。
どれにしようかなと迷い、結局Fender Custom '54に決めました。
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SOUNDHOUSE
FENDER ( フェンダー ) / Custom Shop Custom '54 Stratocaster Pickups Set
公式デモ動画はこちら。
もちろんこれ以外にもあれこれ観て、他のとも比較して決めました。
ピックアップ交換は、自分のギターに載せてエージングしてからでないと本当の音がどうなるか分からないところがちょっと怖いです…
今はYoutubeがあるので昔よりイメージしやすくはなっていますが…
他のFenderピックアップと比較して、ローがそんなに強くなく、キラキラしてクリーンでブルースを弾いたらドンピシャという予測です。
届いてとりあえず弾いてみたところ、ペケペケして全然よくありません…
もちろんエージング前なのでそんなもんです。
初日は軽く弾いただけでやめました。
翌日また試してみると、早速音がボンと大きくなっていました。
この時点でどっちかというとハードロックやクラシックロック的な感じ。
まーそれはそれでいっかと思いながらエージングを進めていきました。
またしばらくすると、今度はアタックやハイの痛さが気になるようになってきました。
なるほど、わりとパワーのあるピックアップで、しかもリペアの人がちょっとPUを高めに設定したようです。
とりあえず1週間弾いて最終的にややPUを下げ再調整。
ようやくサウンドが落ち着いてきました。
当初クラシックロック的なPUかと思っていましたが、エージング後に再調節したらモロブルースの音になりました。
アタックに対する反応がいいのでピッキングで歪ませられます。
特にネックがブリンブリンしてとてもファットで気持ちいいです。
ハーフトーンも太さがあっていい感じ。
ピッキングに対するムチっとした反応と、強めにアタックしたときにフェンダー特有の張った布を叩いたようなパスッという音がします。
位置を下げてもブライトさは消えないのでとっても使いやすいです。
位置を上げるとハードロック的な歪みが得られますが、やや耳に痛くなります。
歪みの噛み方がとにかく最高で、ガリっと砂を噛んだような荒々しいバイト感があり、クランチでブルースを弾くと気持ちよくて時間を忘れてしまいます。
結果、予想を上回る素晴らしいピックアップでした。
恐らく56年レプリカのストラト(メイプル、アルダー)との相性も良かったのでしょう。
ピックアップを'54にして、ようやく僕のストラトが完成した感じがしました。
もうこのストラトはこれ以上いじりたくありません。
ブルースが弾けるストラトになったので、今まであんまりやってこなかったブルースをこれから弾いてみようかなと思います。
音が気になる人は既にYoutubeにいろんな動画がでているので検索してみてください。