八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

CXA81(Cambridge Audioのプリメインアンプ)を買ったら最高すぎた


八幡謙介ギター教室in横浜

Cambridge Audioのスピーカーを使っているうちに、「プリメインアンプもCambridge Audioにしたい!」という欲が湧いてき、昨年末とうとう抑えきれなくなってしまいました。

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そこで、数年前から集めていた某コレクションを売っぱらうことに決めました。

早速フリマで出品すると、我ながら目利きがよかったのか、意外なほど高値でポンポン売れていきます。

リベンジ消費や年末年始の開放感も手伝ったのかもしれません。

あっという間にコレクションがほぼ全てなくなり、十分な資金が手に入りました。

ということで、念願のCambridge AudioプリメインアンプCXA81をポチ。

定価よりは安く買えました。

スペックは、

  • USB-DAC
  • スピーカー2組接続
  • Bluetooth接続可
  • XLR入力あり

というあたりが個人的には魅力。

あとは音次第ですが、これは家で使ってみなければわからないので。

そもそもスピーカーがCambridge Audioなので合わないわけはないのですが……

いつも何か買ったとき開封写真を忘れるのですが、今回は覚えていました。

シックな黒の袋にアンプが包まれていてお洒落です。

 

 

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正面から見るとこんな感じ。

ツマミがほとんどなくてスマートな印象。

個人的にはツマミがいっぱい付いてる方が機材っぽくて好きなんですが、こちらの方が掃除が楽そうですね。

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オーディオ用に使っている棚にジャストで収まります。

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YAMAHA A-S801と比べると上が余るので、やや薄いです。

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入力、出力など。

知りたい人はメーカーサイトにいってください。

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上から見ても端子が読みやすい親切設計。

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サウンド

同じスピーカー(Cambridge Audio SX-50)でYAMAHA A-S801と比較した結果です。

 

まず、迫力が段違いでした。

音場がボンと広がり、凹凸がしっかり出て、いい意味で音にゴツゴツ感が生まれました。

A-S801では高音が弱くイコライザーでやや補正していたのですが、CXA81で鳴らすとそのままで高域がつやつやして質感があり、低域もズンと強調されました。

それぞれの帯域が変にかぶることなく分離しているので、各楽器の質感が見事に再現されて、何百回聴いてきた音源にも新しい発見がありました。

以前、DENONからYAMAHAに鞍替えしたときには「ほー」ぐらいの違いしかなかったのですが、今回は「うっわ…(絶句)」という感じで、本当に見違えるほど音がグレードアップされました。

価格帯で言うと同格なんですが、やはりCambridge Audioで揃えたからでしょうか?

 

以前Cambridge Audioで聴くとブリティッシュミュージックが最高だと書きました。

だとしたら、スピーカーもアンプもCambridge Audioにしたらさらにブリティッシュブリティッシュして他の国の音楽が聴けなくなってしまうかもと危惧していましたが、なんと意外なことに、ブリティッシュミュージックがアメリカっぽい音になりました。

ということは当然アメリカ音楽が前より格好よく聞こえます。

ついでにK-POPも格好よくなってます。

K-POPサウンドもアメリカ型ですからね。

スピーカーとプリメインをイギリス製で揃えたらアメリカっぽい音になるという変な結果になりましたが、僕にとっては最高の仕上がりとなりました。

悩みが全て解消された

A-S801×SX-50だと、クラシックやジャズが変に色付けされてちょっと物足りなかったのと、J-POPの音が悪すぎて聞けないという悩みがありました。

まあそれはそれでオーディオの宿命なので、またサブのスピーカーを試して解決しようと考えていました。

しかし、CXA81にしたところ、それらが一気に解決しました。

音場が広がったことでクラシックのオーケストラにも迫力が出たし、ピアノもツヤツヤして綺麗に聞こえます。

ジャズも変に色あせた音じゃなく、わりと生々しい音で鳴ってくれました。

J-POPは、各楽器や歌の処理が明確に見えるようになったので、前に比べたら「意図がわかる」という感じ。

ただ、相変わらず耳に痛い音源が多いし、ヴォーカルの処理もJ-POP特有のおせっかいというか、変な加工が目立ちますが、YAMAHAのプリメインよりはまだ聴けるようになりました。

ということで、オーディオの悩みが一気に解決してしまいました。

 

 

改めてYAMAHA A-S801

今回CXA81と比較してA-S801の音を再レビューすると、「タイトかつクリア」だと感じました。

だから使いやすくて万人受けする音ですが、その分個性に欠けるので面白みがない。

あと、以外とスピーカーを選ぶアンプだと思います。

Cambridge Audioのような個性のある機材とは相性が悪いみたいです。

明らかにYAMAHAがCambridge Audioの個性を抑えつけて邪魔していました。

YAMAHAだからどんな機材とも仲良くやってくれるということはないようです。

 

とはいえ、YAMAHAは世界標準の音を持っているので、一度は使っておくのもいいと思います。

YAMAHAで基準を知ってから次にいくというのは賢い選択な気がします。

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【メーカーサイト】

ヤマハ | A-S801 - HiFiコンポーネント - 概要

Camvridge Audio CXA81
Cambridge Audio公式サイト

v-trade.co.jp