以前こちらの記事で書いたスピーカー、
Cambridge Audio SX-50を購入しました。
上位機種のSX-60とかなり迷ったんですが、こっちにしました。
理由は後ほど。
以前はYAMAHA NS-10Mいわゆるテンモニで音楽を聴いていました。
プリメインアンプはYAMAHA A-S801。
これはこれで楽しんでいたんですが、日を追うごとにちょっとしんどくなってきました。
テンモニはそもそもがリスニング用スピーカーなんですが、実質モニタースピーカーです。
また、古いスピーカーなのでけっこう得意なジャンル、不得意なジャンルがあって、再生してみたら『なんじゃこりゃ?』みたいな音になるアルバムもよくあります。
低音も足りないですね。
だからか、日に日に音楽をあまり聴かなくなってきてしまい、これじゃいかんと思いポチりました。
あと、僕は奥行き70㎝、幅120㎝のデスクに卓上スピーカースタンドを立てて、その上にスピーカーを乗せて聴いているんですが、テンモニサイズのスピーカーだとでかすぎて圧が凄いです。
どう考えてももう1.5メートルは下がって聴かないとバランスが悪いです。
しかしどうしても近くで聴いてしまうので、スピーカーをサイズダウンした方がいいだろうと。
SX-60はテンモニと同じぐらいのサイズだったので、じゃあひとつ下のSX-50でいいやと思い(そっちの方が安いので)、そうしました。
結果的に大正解でした。
現在は以前購入したAudioengineを動画やアニメ、TV用に使い、CambridgeAudioで音楽を聴いています。
面白いもんで、Audioengineで音楽を聴いてもダメだし、SX-50で動画を観ても全然ダメです。
それぞれ用途がはっきりしていて面白いです。
テンモニではちゃんとリスニングポイントを決めて、そこに対して左右対称に角度をつけていました。
今回もそうするつもりで一旦スピーカーを平行に置いてみたんですが、すると簡単にセンターが出て、しかもバランスもいい感じです。
そこから業務用の分度器で測って左右対象に角度を付けてみたんですが、なんか音場が詰まる印象があります。
もっかい平行に戻すと、音場が広がってセンターもちゃんとあります。
『もしかして、ニアフィールドって角度つけへんほうがいいの???』
角度を変えても同じなので、最終的に壁と平行に置くことに決めました。
この方が調整しやすいので楽ですし。
スピーカーにケーブルをつなげて、今回もエージングかーと思って再生してみたところ、一発目から全然いい音がしていました。
Cambridge Audioはエージングしなくていいのかなと甘いことを考えながら色々聴いてみて、やはり2時間程度で音が変わってきました。
ブンブン暴れていた低音が締まり、音がちょっと大きくなり、ハイも若干伸びてきました。
最初の段階でもいい音だと思っていたのに、さらにまとまってくれるとは……さすが僕が目を付けたスピーカーです。
まあ、エージングが劇的な方が驚きがありますが。
サイズは
横:16.1㎝
縦:22.5㎝
奥行:24㎝
デスクトップとしては若干でかいかなというぐらいですが、圧迫感はありません。
レビューにはよく小さい小さいとありますが、個人的にはそこまで小さくは感じませんでした。
肝心のサウンドは……
書くことが多そうなので次に回します。
DALIとの比較も思い出して書いてみます。