追記:本記事が今週のはてなブログランキング(2021年7月第4週)25位にランクインしました!
オリンピック開会まで数日に迫った最中、開会式の楽曲を担当するミュージシャンの1人であるコーネリアスこと小山田圭吾氏が、過去に障害者をいじめをしていた問題を理由に担当を辞退されました。
小山田氏の行ったいじめについては、既に何度も炎上している上に今回全国ニュースとなり、ネットでも記事が溢れているので今更書きません。
かなり胸くそ悪いですしね。
ご本人自身は反省し、どうにか当該者と連絡を取って直接謝罪したい意向を示しています。
また、いじめ自慢の記事を掲載した出版社も謝罪文を掲載しています。
- 小山田圭吾氏謝罪文
東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加につきまして pic.twitter.com/WWedM9CJwK
— Cornelius (@corneliusjapan) 2021年7月16日
- 太田出版謝罪文
これ(小山田氏)について世間の反応は予想通りで、ざっくりまとめると、
- がっかり
- 自業自得
- もう聞きたくない
- オリンピック理念にふさわしくない
- 罪のない人間なんているのか
- 何年前の話だよ?
- 音楽に罪はない
- 過ちを反省して謝罪してるんだからもう許してやれ
どっちの意見もわかるので、個人的に結論はありません。
オリンピックには起用しない方がいいんでしょうが、小山田氏が今後音楽できなくなる(できなくする)というのは違うと思うし、とはいえ世間が許さないってなったとしても自業自得だから仕方ないかなとも思います。
40年前だからといってもやったことは酷すぎるし、でももっとひどいことしたアーティストもいて、じゃあ100年経ったらチャラになるのか、死んだらいいのか……と考えても答えは出てきません。
ただ、この問題が改めてひとつの教訓になると思いました。
それは…
音楽を生業にしたいと本気で思い、実際にそうなってる人なんて、だいたいどっか頭おかしいですから、何かまともな人間だと期待する方がどうかしています。
今でこそ慈善家みたいなことをしているセレブミュージシャンも、過去は下手したら小山田氏以上にひどいことをやってたりします。
それらがなぜか許される人と、許されない人、バレる人とバレない人がいて、それは紙一重の差でしかありません。
小山田氏の騒動で僕が何か言えることがあるとすれば、「ミュージシャンに音楽以外の何かを期待しなさんな」ということです。
他人を感動させられるミュージシャンは、だいたいにおいて社会的な何かが欠落しています。
一皮剥けばみんなそんなもんだと最初からわかっていれば、この問題も違った見方ができるのではないかと思います。
追記、こちらの記事も書いたのでよかったらお読みください。
最後に、本件と関係はありませんが、かのモーツァルトが書いたラブレターを貼っておきます。
これ読んだらなんか全部どうでもよくなりますからw