八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

横浜のギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

八幡謙介ギター教室in横浜
「一般コース」「プロ養成コース」
初心者/プロ志望対応
リンクをクリックしてHPをチェック!


最新刊「エレキギターの新常識」発売中
*Amazonカテゴリランキング(kindleストア - kindle本 - J-POP)1位!


KINDLEにてDLはこちらから


カテゴリ一覧

【連載中】
プロミュージシャンを目指す

【ジャズ】
はじめてのジャズ
ジャズギターがつまらない理由
ジャズに人が集まらない理由
ジャズのアドリブをやってみよう
ジャズ、ブルース、アドリブ

【ギター、機材関連】
ギター
ヴィンスト2経年変化報告
ギターの管理
ピックアップ
エフェクター
アンプシミュレーター
ギターの改造、リペア
機材

【奏法、フォーム、練習】
ピッキング
運指、フィンガリング
ギターの奏法、練習

【解説等】
コード進行、ヴォイシング
ギター初心者がこれからギターをはじめるために
譜面の書き方
ROOM335解説

【歌、歌詞】
歌詞解説
歌、ヴォーカル

【オーディオ】
オーディオ
はじめてのオーディオ

【音楽】
3曲で分かるバンド/アーティスト
表現、創作、プロ
オススメの音楽、音楽ドキュメンタリー
音楽全般
音楽関連ニュース
講師演奏動画
アイドル
バンドクラッシャーの見分け方
日本人と西洋音楽

【その他】
人間、社会
雑談
八幡謙介ギター教室


湿度計 TESTO 608-H2レビュー Thermo Proとの比較あり


八幡謙介ギター教室in横浜

以前からギターのために部屋の湿度管理をしていて、そのために湿度計をあれこれ使ってきました。

k-yahata.hatenablog.com

k-yahata.hatenablog.com

TANITA、Thermo Pro、HAKUBA、エンペックスと使ってきて、暫定でThermo Proが一番正確だと分かったのですが、どうしてももう一段階追い込んだ数値が知りたくて、もっと正確な湿度計を探していました。

そこでみつけたのがこちら、ドイツ製TESTOです!

f:id:k_yahata:20210118114712j:image

お値段はなんとThermo Proの10倍!

しかし、これで正確な湿度が知れるのなら惜しくはありません。

 

ではThermo ProとTESTOを同じ場所に置いてどれだけ誤差が出るのか。

結果は……

f:id:k_yahata:20210118115119j:image
 
 
 
一緒かーーーーいwwwwww
 
 

なんと、湿度/温度共に誤差0コンマ数ミリでした……

Thermo Proすげえ…

 

また、双方機能も似ていて、どちらも湿度/温度の最低値・最高値を自動的に記憶させることができます。

Thermo Proの方がメイン画面に出ていて見やすいしww(TESTOはボタンで呼び出し)。

TESTOはさらに、設定した湿度を超えるとアラームを鳴らすことができますが(例えば湿度70%越えたらアラームが鳴る、とか)、はっきりいって、いらん……

結局10倍の金をはたいてThermo Proのコスパを証明しただけでした。

久々にものすごく落ち込みました。

ただ、並べておいておき1日観察していると、ポテンシャルの違いが見えてきました。

 

 

TESTOの良さ

並べて観察すると、TESTOの方が明らかに感度がいいことが分かります。

ちょっと窓を開けると、TESTOではすぐに反応しますが、Thermo Proはまだそのまま。

その後近い数値になっていきます。

「今」の湿度をより正確に知りたければTESTOの方に軍配が上がります。

個人的に、ギターのネックは湿度の急激な変化で反ると考えているので、その急激な変化にできるだけ早く気づけるというのは大事だと思います。

まあ、元取りたいからこじつけてるだけかもしれませんが…。

とにかくTESTOはThermo Proと比較にならないぐらい感度がいいです。

 

ではまとめてみましょう。

TESTO

 メリット

  数値が正確。

  感度がいい。今この瞬間の湿度/温度に近い数値を知ることができる。

  画面が大きくて見やすい。

 デメリット

  高い。

Thermo Pro

 メリット

  数値が正確。

  安い。 

 デメリット

  反応が遅いので、今この瞬間の湿度/温度が分からない。

 

まあほとんどの人はThermo Proで足りると思います。

ただ、僕の部屋もそうなんですが、湿度変化が急だったり、振り幅が大きいという人はTESTOを買っておくと重宝しそうです。

高いですが、後々のギターの修理、メンテにかかる費用、時間、ストレスを考えればすぐに元は取れると思います。

その他、ギター管理については下記「あわせて読みたい」をどうぞ。

今回レビューした湿度計